
学生時代にスポーツで何度も捻挫をくり返したという方、意外と多いのではないでしょうか。
「もう治ったと思ってたのに、大人になってから足首がグラつく」
「歩いていてふとした時に不安定になる」
「足を踏み外しやすくて怖い」
これ、実は**「慢性足関節不安定症(CAI)」**と呼ばれる状態かもしれません。
放っておくと、膝や股関節のトラブルにまで波及することもあります。
なぜ大人になっても足首が不安定なままなの?
捻挫を何度も繰り返すと、足首の靱帯や関節包が伸びたままになってしまうことがあります。
さらに、距骨の位置が微妙にズレたまま戻らないと、足首が本来の可動域や安定性を失ってしまうのです。
また、靱帯だけでなく、「固有感覚(バランスをとる感覚)」が低下していることも大きな要因。
そのため、筋トレだけでは不十分で、関節の再調整+神経的なリハビリが必要です。
具体的に、どう改善すればいいの?
✅ ① 距骨の調整と足関節のアライメント修正
足首の土台にある「距骨」が前方や内側にズレているケースが多いため、
まずは正しい位置に戻す整体・手技(距骨抜き)が非常に効果的です。
→ 当院では**距骨調整®**という専門技術で、足首の安定性を支える土台を整えます。
✅ ② 足関節周囲の“機能的リハビリ”
不安定性のある足首には、単なる筋トレではなく
- 片足立ちバランストレーニング
- チューブを使った外反筋(腓骨筋)トレーニング
- 感覚入力を促す足裏刺激(バランスディスクなど)
などの神経ー筋制御を高める訓練が効果的です。
✅ ③ 歩行・姿勢の見直し
足首が不安定な人は、知らないうちに「歩き方」が崩れていることも多く、
膝・股関節・腰に負担がかかるようになっています。
歩行動画の撮影や、距骨の動きを含む動作分析+指導ができる施設を選ぶのがベストです。
まとめ:足首のグラつき、諦めなくていい。
「昔からだから仕方ない」
「年齢のせいかな」
そう思っている人こそ、一度足首の“基礎の基礎”から見直すことで、劇的に変わる可能性があります。
足首は、全身のバランスを支える“要”です。
距骨を整え、感覚と安定性を取り戻せば、スポーツも日常ももっと快適になります。