はじめに
「最近なんだか足がだるい」「立ちっぱなしで膝が痛い」──そんな悩みを抱えて、当院の距骨調整に来られる方の約4〜5割は40〜50代の女性です。
この年代に特に多い理由と、今からでも気をつけてほしいことについてお伝えします。
40〜50代女性に多い3つの理由
① ホルモンバランスの変化と筋力低下
閉経前後の時期にあたるこの年代は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少により骨や筋肉の質が落ちやすく、足部アライメントも乱れやすくなります。
② 長年の生活習慣の積み重ね
若い頃からのヒール・細身パンプス・外反母趾など、足に負担をかける靴選びが、距骨の位置ズレや足裏アーチの崩れにつながります。
③ 仕事や家庭で「自分のケア」が後回しに
この年代の女性は、仕事・育児・介護などで忙しく、自分の体の違和感を放置しがち。その結果、慢性的な足・膝・股関節の不調を抱えて来院されるケースが多いです。
距骨のズレが引き起こす症状とは?
- 足のだるさ・むくみ
- 外反母趾・内反小趾
- O脚や膝の痛み
- 偏平足や浮き指
- 姿勢の崩れ(猫背や反り腰)
こうした症状は放置すればするほど、全身に波及する可能性があります。
啓蒙ポイント:痛くなってからでは遅い!
距骨は「沈黙の骨」とも言われ、明確な痛みが出る頃にはかなりズレていることが多いです。以下のような自覚症状がある方は、早めに相談を。
✅ 片足だけ疲れやすい
✅ 足のサイズが変わった気がする
✅ 靴底の減り方が左右で違う
✅ 歩くと膝や股関節に違和感がある
距骨調整で期待できること
- 足元から姿勢が整う
- 重心バランスが安定する
- 疲れにくい体に変化
- 足だけでなく「全身の不調」が改善する可能性あり
まとめ:今こそ、自分の足に目を向けて
40〜50代は、体の基盤を整え直す最後のチャンスとも言えます。
将来のために、「今」の足元を見直してみませんか?距骨調整はその第一歩になります。