🥵 夏の甲子園、暑さは限界にきている
毎年8月、甲子園球場は気温35℃超・体感40℃以上になることも珍しくありません。
熱中症で救急搬送される観客や、炎天下でプレーする高校球児の体調リスクが社会問題化しています。
「青春の舞台」だからこそ守りたい。でも、この暑さはもう限界──。
🏟 もし甲子園をドーム化したらいくらかかる?
実際にドーム化を考えると、費用感はこうなります。
改修方法 | 概要 | 概算費用 |
---|---|---|
新築ドーム | 球場を建て替え、全面屋根付き | 700〜1,000億円 |
後付け可動式屋根 | 既存甲子園に屋根を追加 | 300〜600億円 |
現実的には「全面ドーム化」よりも、
**段階的な暑さ対策(屋根一部・ミスト・ナイトゲーム化)**の方が早く実現できます。
💡資金調達はクラファン+スポンサーで
これまでの高校野球は「営利目的NG」の空気が強く、
資金は大会運営や放送権料で賄われてきました。
しかし、正しい目的のためなら収益化は悪ではないはずです。
クラファン活用案
- 目標:まずは30〜50億円規模(第一弾)
- 使い道例:観客席・ベンチの冷却、日除け設備、ナイトゲーム照明増設
- リターン例:限定グッズ、特別観戦席、球児直筆お礼状
👟 アメリカでは当たり前の「稼いで還元する」文化
アメリカの大学スポーツは、スポンサー契約やグッズ販売、配信収益で莫大な利益を得ています。
特にNIL制度(Name, Image, Likeness)では、選手本人が自分の名前や肖像を使って正当に収益を得られます。
項目 | アメリカ | 日本高校野球 |
---|---|---|
スポンサー | 大学・選手が契約可能 | 原則禁止 |
グッズ販売 | 大学公認で自由 | 制限あり |
配信収益 | 学校や選手に還元 | 還元なし |
🎯「私腹を肥やさない」仕組みなら稼いでいい
反対意見の多くは「誰かが儲けているだけでは?」という不信感です。
だからこそ、以下を徹底すれば賛同は得られます。
- 収益の使途公開(何にいくら使ったか明確化)
- 第三者チェック(会計士やOB、保護者が監査)
- 次世代への還元(設備・奨学金・進学支援など)
📌 横浜高校のようなブランド校がモデルになる
もし横浜高校や大阪桐蔭のような全国的ブランド校が
NIKEやアンダーアーマーとスポンサー契約し、
その収益を施設や遠征費に充てれば──
「稼ぐ=次の世代を育てる」サイクルが生まれます。
🔮 まとめ|令和の高校野球は“守るために稼ぐ”時代へ
- 暑さ対策は急務、命を守るための投資は正当
- クラファンやスポンサーで資金を集め、透明に運用
- 収益はすべて次世代へ還元
- ブランド校の先行モデルが全国に波及
甲子園の伝統を守るためには、
**「聖地を変えないためにこそ変える勇気」**が必要です。