節約のつもりが、実は損?
整体やリハビリなどの健康管理は、月に数千円から数万円の支出になります。
「家計の見直しで削れるのはここだ」と考えて、整体通いをやめる方もいます。
経済合理性の面だけを見れば、一見「正しい判断」のように見えます。
しかし、現場で数多くの患者さんを診てきた整体師として言えるのは、この判断が結果的に大きな損失につながることが多いということです。
実際にあった患者さんのケース
例えば、腰痛で通っていた方が「忙しいから」「お金を節約したいから」と通院をやめてしまったケースがあります。
数ヶ月後に再び来院されたときには、症状が悪化して日常生活にも支障が出ていました。
その結果、以前よりも多くの通院回数と治療費が必要になり、仕事を休む日も増えてしまったのです。
これは決して珍しい話ではなく、整体院ではよく見られる現象です。
健康を削ると「見えない損」が増える
① 治療費より予防費の方が安い
軽い不調の段階であれば、少ない回数のケアで済みます。
しかし悪化してしまえば、回復までにかかる費用・時間は何倍にも膨らみます。
② 仕事や生活の質の低下
慢性的な疲労や痛みは、集中力・判断力・パフォーマンスを奪います。
これは直接的な「収入減」にもつながります。
③ 家族や周囲への影響
体調不良が長引けば、家族に迷惑をかけることも少なくありません。
「健康を保つこと」は、自分だけでなく周囲への責任でもあるのです。
経営者の視点から見える「健康投資」
整体費用は支出に見えるかもしれません。
しかし、私は**「健康は最大の資産」**だと考えています。
僕自身2週間に1度
メンテナンスに通っています。
仕事で成果を出すにも、家族と楽しく過ごすにも、趣味を楽しむにも、健康が土台です。
その健康を守るための費用は「出費」ではなく「投資」。
患者さんを診ていても、この考え方を持っている人ほど、結果的に医療費も少なく、人生の充実度も高いと感じます。
まとめ
整体やリハビリを「節約」のためにやめるのは、一時的には得に見えても、実際には損につながりやすい判断です。
健康に投資することこそが、最も経済的で合理的な選択。
ぜひ日々のメンテナンスを、未来の自分への投資だと捉えて続けてみてください。