40〜50代女性の来院理由トップ3
- むくみ
- 冷え
- 足のだるさ
これ全部に距骨が
「夕方になると足がパンパンになる」
「朝よりも夜のほうがだるい」
「マッサージしてもすぐ戻る」
実はこれ、血流やむくみだけの問題ではなく
“自律神経のオン・オフの切り替えができていない” 人によく起きる症状です。
そして、この切り替えがうまくいかなくなると最初に影響が出るのが
足首・距骨まわり です。
距骨は体重を受けるだけでなく、
歩行・バランス・下肢の循環に深く関わる“スイッチ”のような骨。
ここが固まると、自律神経のメリハリが出なくなり、
夕方のだるさや重みが強くなります。
■ 夕方に足が重くなる「本当の理由」
原因は意外にもシンプルで、
● 朝:交感神経が優位
→ 活発に動く → 血流が良い → 足が軽い
● 夕方:副交感神経に切り替わらない
→ 一日中“緊張モード”のまま
→ 血管が収縮し、足が張る・重くなる
つまり、
自律神経の切り替えができない=足がだるい
という構図です。
■ なぜ自律神経の問題が、足に出るのか?
人間の身体は、
- バランスが崩れる
- 呼吸が浅くなる
- 姿勢が丸くなる
こうした“崩れ”が起きたとき、
もっとも早く負担が溜まるのが 足首の動き(距骨) です。
距骨は筋肉が付かないため、
姿勢やストレスの影響をそのまま受けます。
● 立ちっぱなし
距骨が前に倒れる → ふくらはぎが張る
● 座りっぱなし
距骨が後ろに倒れる → 足首が硬くなる
● ストレス
交感神経が過剰 → 足首の関節周囲が硬くなる
この“硬さ”が循環の邪魔をし、
夕方の重だるさが生まれます。
■ 距骨を動かすと自律神経が整う理由
距骨周囲には
血管・神経・リンパの“交差点”があります。
だから、ほんの少し動かすだけでも
下半身全体の循環が一気に変わります。
● 距骨が正しい位置に戻る
→ ふくらはぎのポンプが働く
→ 血流が上がる
→ 自律神経が安定
→ 夜の足が軽くなる
この変化は早く、
施術でも「帰り道が軽い」と言う方が本当に多いです。
■ 今日からできる距骨セルフケア(1分)
① 足首を軽く前後にゆらす(20回)
② かかとを内外に傾ける(左右10回ずつ)
③ つま先立ち5秒 × 5回
④ 深呼吸を3回
※これだけで、距骨の可動・自律神経・下半身循環が整います。
■ まとめ
- 夕方の足の重さは「血流」より「自律神経」
- 足首、とくに距骨が固まると切り替えができない
- 距骨が動くと、ふくらはぎ→骨盤→自律神経の流れが一気に整う
- 結果、夕方の疲労感が大きく改善する
足の重さ・だるさは歳のせいではありません。
距骨と自律神経が整うと、一日の終わりが驚くほど軽くなる。





