昨日のブログの反響がよかった（珍しい）ので
今日の投稿は昨日の投稿を少し深ぼってみます
整体院をやっていると、
よくこんな場面に出会います。
「実は、3ヶ月くらい前から知っていました」
正直に言うと、
「その時に来てくれていれば、
その3ヶ月でだいぶ楽になったのに」
と思うことは少なくありません。
でも、これは決して珍しいことではなく、
むしろ自然なことだと感じています。
人は「不調」では動かない
多くの人は、
痛みや違和感があっても、
- 仕事はできる
- 生活は回る
- 我慢すれば何とかなる
この状態では、なかなか動きません。
人が動くのは、
痛みがある時ではなく、
生活が崩れ始めた時です。
朝起きるのがつらくなったり、
歩くのが億劫になったり、
好きな靴や趣味を諦め始めた時。
そこで初めて、
「そろそろ行こうかな」
という気持ちになります。
それでも、早く来た方が楽なのは事実
これは施術者としての実感ですが、
早く来た人ほど、回復は早い。
同じ症状でも、
- すぐ来た人
- しばらく我慢してから来た人
では、
回復までにかかる時間が違います。
治らないわけではありません。
ただ、遠回りになることが多い。
それでも、無理に急かさない理由
だからといって、
「早く来た方がいいですよ」
「放っておくと大変ですよ」
とは言いません。
無理に急かして来てもらっても、
納得していなければ、
身体も気持ちもついてこないからです。
整体は、
「やらされて受けるもの」ではなく、
「自分で選んで受けるもの」。
この違いは、
結果に大きく影響します。
伝えたいのは、たった一つだけ
僕が伝えたいのは、
「今すぐ来るべき」という話ではありません。
ただ、
「今なら、この数ヶ月を
悪化の時間ではなく、
回復の時間に使える可能性があります」
という事実だけ。
選ぶかどうかは、
その人次第です。
まとめ
人は、
知ったから動くのではなく、
納得したタイミングで動く。
「知ってから3ヶ月後」に来院する人が多いのは、
決して不思議なことではありません。
ただ、もし今、
少しでも気になっているなら、
その“今”は一つのタイミングかもしれません。
早く来れば、
その分だけ回復に時間を使える。
それだけは、
施術者として、はっきり言えることです。
