■ 足首が硬いのは「ストレッチ不足」ではない
距骨サロンでもよく言われるのが
「足首が硬いので、ストレッチが足りないですよね?」
という声。
しかし実際には、ストレッチ不足よりも“姿勢の癖”で距骨がロックしているだけ
というケースが圧倒的に多いです。
足首は「距骨」が自由に動くことでしなやかになります。
つまり、距骨が固まって動かなくなる姿勢をしていると、
足首はどれだけストレッチしても柔らかくなりません。
① つま先重心で立っている
代表的なのがこれ。
立つときに体重がつま先側に乗りすぎると、距骨が前方に滑り込みます。
- ふくらはぎが常に張る
- かかとが使えない
- 足首が動きにくい
この姿勢が続くと、距骨が前にずれたままロック → 足首が硬くなるという流れに。
→ 対策:かかと6割、つま先4割を意識する。
これだけで足首の可動域は段違いに変わります。
② 座るときに“内股気味”になっている
女性に多い癖が「内股座り」。
内股は
- 距骨が内側にねじれる
- 足首が内側に倒れやすくなる
- 土踏まずがつぶれやすい
という影響があり、結果として距骨が内側で固定されて足首が硬くなる原因に。
→ 対策:座るときは膝とつま先を正面にそろえるだけでOK。
③ 歩くときに“ペタペタ歩き”になっている
歩くたびにかかとが使えず、足裏全体でベタッと着く歩き方。
これは、距骨が上下に動くスペースを失わせる最悪のパターンです。
距骨は本来、歩くたびに
- 上下動
- 前後動
- わずかな回旋
を繰り返します。
しかしペタペタ歩きでは、この動作がすべて止まります。
→ 対策:かかと→足裏→つま先の“ローリング”を意識。
たったこれだけで距骨が動き出し、足首の硬さが改善します。
■ まとめ:距骨が動けば足首は必ず柔らかくなる
足首が硬い人のほとんどは、
「硬くなる姿勢の癖」を毎日積み重ねています。
- 立ち方
- 座り方
- 歩き方
この3つを整えるだけで、
ストレッチよりも確実に足首は柔らかくなります。
もし自分では癖が分からない場合は、
距骨サロンでの距骨チェックがおすすめ。
どこでロックしているかを具体的にお伝えします





