腰痛に悩んでいる方は多いですが、「整形外科に通っても良くならない」「整体やマッサージを試しても改善しない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、腰痛の原因は必ずしも腰にあるとは限りません。今回は、腰痛と距骨の関係についてご紹介します。
◆ 腰痛と距骨の関係
距骨(きょこつ)は足首にある骨のひとつで、全身のバランスを左右する重要な骨です。筋肉が直接付着していないため、ズレやすく、その影響が体全体に及ぶことがあります。
例えば、距骨が前方にズレるとどうなるでしょうか?
- 重心が前に傾く
- 太ももや背中の筋肉が過剰に働く
- 結果として腰に負担がかかる
また、距骨が内側に傾くとどうなるか?
- 内側重心になる
- 骨盤のバランスが崩れる
- 腰への負担が増加する
このように、腰の痛みが実は足元のバランスから来ていることもあります。
◆ 距骨の調整方法
距骨のズレを整えるために、以下の方法を試してみてください。
- 足首をしっかり動かす(大きく回すようにストレッチ)
- かかとをしっかり床につけて歩く(つま先重心は避ける)
- 足の指をしっかり広げる(指の動きが硬い人は特に注意)
- インソールを見直す(距骨インソール)
実際に、これらの方法を実践することで腰痛が改善したという声も多く聞かれます。
◆ まとめ
長年の腰痛に悩んでいる方は、腰だけでなく足元のバランスも見直してみることをおすすめします。特に距骨のズレが原因である場合、適切なアプローチをすることで腰の痛みが軽減する可能性があります。
腰痛の改善には、体全体のバランスを考えることが重要です。まずは日常の姿勢や歩き方から見直してみてはいかがでしょうか。