キャンセル料請求後、なんとなく足が離れるのは?


整体や治療院を運営していると、急なキャンセルはつきもの。

「予約していたけど、やっぱり都合が悪くなった」 「急な予定が入ってしまった」

こういった理由でのキャンセルは、ある程度仕方のないこと。 しかし、ドタキャンが続くと経営に影響が出るため、キャンセルポリシーを設け、 キャンセル料を設定している院も多いのではないでしょうか?

キャンセル料を請求したら、患者さんが離れた!?

「キャンセル料を請求したら、その後、来なくなった…」 そんな経験をしたことはありませんか?

特に、長く通っていた患者さんや、リピート率の高かった人が、 キャンセル料をきっかけに足が遠のいてしまうケースも。

なぜこうなるのか?

患者側の心理を考えてみる

  1. 「悪いことをしてしまった…」という罪悪感
    • キャンセル料を請求されると、 「迷惑をかけてしまった…」と感じる人が多い。
    • 申し訳なさが、気まずさにつながり、次回の予約を遠慮する。
  2. 「お金を取られた」という印象が強くなる
    • 本来なら施術を受けるために払うはずのお金が、 「何もしてもらっていないのに取られた」と感じる。
    • その結果、「他の院に行こうかな…」という心理が働く。
  3. 「関係性が変わってしまった」と感じる
    • それまでの「通いやすい整体院」から、 「ルールの厳しい整体院」に変わってしまった印象を持つ。
    • 特に、親しみやすさを感じていた患者さんほど、 そのギャップを大きく感じてしまう。

では、どうすればいいのか?

  1. 事前の説明を徹底する
    • 初回のカウンセリング時に、「キャンセルポリシー」をしっかり説明。
    • 口頭+書面で伝えることで、理解度を上げる。
  2. 柔軟な対応を考える
    • 一律でキャンセル料を請求するのではなく、 初回だけは免除する、理由によっては半額にするなどの選択肢を持つ。
    • 「次回施術時に○○円引き」という形で、 患者さんにメリットがある形にするのも◎。
  3. フォローの一言を忘れずに
    • キャンセル料を請求した際に、 「またお待ちしています!」などの前向きな声掛けをする。
    • その後、一定期間来院がない場合、 「お身体の調子はいかがですか?」と、 気遣いの連絡を入れるのも効果的。

まとめ

キャンセル料の請求は、経営を守る上で必要なこと。 しかし、その後の対応を誤ると、 患者さんが離れてしまう可能性もあります。

「キャンセル料=罰則」ではなく、 「お互いに気持ちよく利用するためのルール」として伝えることが大切。

患者さんとの関係を大切にしながら、 適切な運営をしていきましょう!

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『キョウセイですべてかわる』ウナギ式背骨矯正法で健康を取り戻します。 開業以来3300日更新のブログ。フランス人まで来院する国際的な整骨院。 10年目に入りましたが淡々と診療にあたっていきたいと思います。 アトピー整体、得意です