はじめに:「気になってたけど、しばらく様子を見てました」
整体やリラクゼーションの現場で、よくある来院時の一言。
「前から気にはなってたんですけど…」
「ホームページも何度か見てたんですけど…」
一方で、こんな方もいます。
「たまたま見つけて、すぐ予約しました」
「Instagramで見てすぐピンときて来ました」
この「迷ってから来院する人」と「すぐ来る人」の違い。
その決定的な差はどこにあるのでしょうか?
① 目的が「明確」か「あいまい」か
すぐ来る人の多くは、自分の中で“理由”がはっきりしているのが特徴です。
- 「この肩こりは今すぐどうにかしたい」
- 「ここが専門っぽいから今のうちに整えておきたい」
- 「試してダメなら次、でもまず行ってみよう」
一方、迷う人は…
- 「行っても意味あるのかな」
- 「合わなかったら嫌だな」
- 「もう少し様子を見てもいいかも」
など、頭の中に“判断材料”が多すぎて、動けなくなる傾向があります。
② 「情報のとらえ方」の違い
たとえばHPを見た時、
- すぐ来る人:「この人に任せてみたい」→感情で判断
- 迷う人:「場所はいいけど、価格が…」→理屈で比較
迷う人ほど**「もっといい選択肢があるかも」という心理**(=選択疲れ)に陥りがち。
結果、行動が先送りになります。
③ 「足の不調」の厄介さ:自覚症状が出るのが“遅い”
実は、「足」に関しては特に来院が遅れがちです。
- 最初はちょっとした疲れや違和感
- そのうち膝や腰、背中に痛みが出る
- ようやく気づいたときには、距骨のズレや足のアーチの崩れが“慢性化”している
つまり、“足の不調は遅れて症状が出る”ため、自覚する頃には修正に時間がかかるのです。
「早く来てくれていれば1回で整ったのに…」というケースも少なくありません。
④ 「自分の身体の優先順位」の違い
早く行動できる人は、自分の身体や健康を“重要な資産”として捉えています。
- 「今、整えておけば未来が楽」
- 「早いうちに手を打つのが得」
という視点があるため、「迷う時間より行ってみる価値がある」と判断できるのです。
一方、迷ってしまう人は、「まあ、まだ大丈夫かも」と自分の体を後回しにしやすい傾向があります。
⑤ SNSや口コミの“熱量”に影響されやすいかどうか
今は口コミやストーリーズ、ブログ、動画でさまざまな情報が手に入ります。
- 「雰囲気が良さそう」「この先生、ちゃんとしてそう」と共感してすぐ予約
- 「本当に良いのかな?」「盛ってるだけでは…」と逆に迷いの材料に
→ 実は、「選択肢が多すぎる今」だからこそ、感情で動く人のほうが早く決められるのです。
結論:迷っている時間は「体を放置している時間」
「もっと早く来ればよかった…」
実際にそう言ってくださる方は、非常に多いです。
特に「足」は**“静かに進行している問題”が多く、自覚したときには連鎖的に不調が出ていることもしばしば**。
もちろん、慎重さは悪いことではありません。
でも、“今の体”は今しか変えられません。
迷う前に、まず一度、体験してみる。
その行動が、あなたの健康のターニングポイントになるかもしれません。