私たちは、健康のためにサプリを飲んだり、筋トレをしたり、マッサージに行ったりと、いろいろな投資をしています。しかし、本当に優先すべき “身体の土台” はどこかと言えば、それは間違いなく 「足」 です。
足は、身体の中で唯一「毎日必ず使う運動器」です。肩が痛ければ休めばいいし、腰が重ければ座って誤魔化せます。ところが足だけは休むことができません。通勤、立ち仕事、買い物、家事、育児。1 日に 5,000〜10,000 歩、多い人ではそれ以上の負担がかかっています。
そして、足は身体のインフラのようなもの。
ビルで言えば基礎工事です。
土台が崩れていれば、どれだけ上の階を補強しても不調は繰り返します。
実際に、足裏アーチの低下、かかとの傾き、つま先のねじれ、ふくらはぎの硬さ、そして距骨のズレ――。これらは膝痛・腰痛・外反母趾・むくみ・疲れやすさなど、多くの不調の起点になります。身体の不調の多くが「土台」から始まると考えると、足への投資がいかにコスパの良い選択かがわかります。
さらに、足は健康寿命にも直結します。
最終的に問われるのは、「自分の足で歩けるかどうか」。
歩けなくなると、筋力だけでなく気力・社交性・生活の自立まで一気に落ちてしまいます。逆に、足を整えておけば、50代、60代になっても軽快に歩け、仕事も趣味も続けられます。
足への投資と言っても、難しいことは必要ありません。
- 自分の足に合った靴を選ぶ
- 必要に応じてインソールを使う
- 足裏アーチを維持する習慣をつくる
- ふくらはぎを柔らかく保つ
- 定期的に足のメンテナンス(距骨調整など)を行う
- 正しい歩き方を知る
これらは小さな積み重ねですが、確実に未来の自分に返ってきます。
医療費の節約、仕事のパフォーマンス向上、疲れにくい身体づくり。
人生全体の“利回り”が上がる投資です。
結局のところ、人は健康でないと何もできません。
そして、その“健康の入口”は足から始まるのです。
あなたの未来を守る投資として、まずは足から見直してみませんか。




