足首の痛みや不安定感がなかなか取れない。
捻挫は治ったはずなのに「なんとなくグラつく」。
そんな方に関係していることが多いのが
**骨間距踵靭帯(こっかんきょしょうじんたい)**です。
今日はこの“超重要だけどあまり知られていない靭帯”について解説します。
足首は2階建て構造
足首は実は1つの関節ではありません。
- 上の関節 → 距腿関節(足首の曲げ伸ばし)
- 下の関節 → 距骨下関節(ひねり・傾き)
そしてこの下の関節の中心を支えているのが骨間距踵靭帯です。
骨間距踵靭帯ってどこにある?
距骨と踵骨の間の深い空間。
ここを 足根洞(そっこんどう) といいます。
この奥深い場所にあるため…
✔ 外から触れない
✔ 画像検査でも分かりにくい
✔ でも超重要
いわば
**足の奥にある“見えない支柱”**です。
役割は「関節の軸を守ること」
骨間距踵靭帯の仕事はシンプルで強力。
主な役割
- 距骨と踵骨を強く固定する
- 足のひねりを安定させる
- 体重の伝達を安定させる
- バランス感覚を保つ
つまり…
👉 足の方向性を決める中心装置
捻挫と深く関係する
強い内反捻挫では
この靭帯がダメージを受けることがあります。
問題はここから。
損傷すると起こりやすいこと
- 足が抜ける感じ
- 不安定感が続く
- 足根洞の痛み
- バランスが悪い
- 捻挫を繰り返す
レントゲンでは異常なし。
でも違和感が続く。
そんなケースで疑われる代表が
足根洞症候群です。
なぜ重要なのか?
骨間距踵靭帯が弱ると…
距骨の位置が安定しない
↓
距骨下関節の軸がズレる
↓
体重のかかり方が変わる
↓
全身のバランスが崩れる
結果として
- 足の疲れやすさ
- 膝の違和感
- 股関節のズレ
- 腰痛
こうした連鎖につながることもあります。
まとめ
骨間距踵靭帯とは
✔ 距骨と踵骨を深部でつなぐ靭帯
✔ 距骨下関節の中心安定装置
✔ 足の回旋・バランスを制御
✔ 捻挫後の不安定の隠れ原因
一言でいうと
👉 足の土台を固定する深部アンカー
足首は「曲げ伸ばし」だけでなく
「安定性」がとても重要です。
なかなか治らない足の不調は
深部の安定機構に目を向けることが大切かもしれません。





