
なぜ今「子どもの距骨」に注目すべきか?
私たちが距骨サロンで日々向き合っている患者さんの中には、大人になってから「外反母趾」「浮き指」「偏平足」など、足元に由来する様々な不調を抱えている方が少なくありません。
そして、その多くは 子ども時代の足の成長・使い方にヒントがある と考えられるケースです。
距骨(きょこつ)は、足首にある小さな骨ですが、全身のバランスと直結する重要な骨です。まだ柔らかく、姿勢や運動習慣によって大きく影響を受ける「ジュニア期」こそが、距骨の“未来”を決める分岐点なのです。
当店にも来ているジュニアの方達の数は少ないですが
効果が出始めています。スポーツで痛みを出した方、一般の方など
様々いますがこのジュニアの時期に足作りができることは
大変有意義なことだと思います。
なかなかそこまで問題意識を持って
いらしゃる親御さんは少ないですが・・
子どもに見られる「距骨不安定」のサイン
- 靴の減り方が左右で違う
- すぐに足が疲れる、歩くのを嫌がる
- かかとが内側に倒れている(過回内)
- スポーツ時によく転ぶ、バランスを崩す
- 「正座ができない」「しゃがめない」など関節の可動域の違和感
これらは見逃しがちなサインですが、距骨が不安定なまま成長してしまうと、膝や腰、さらには背骨のゆがみにも波及する恐れがあります。
成長期の「足元ケア」が将来を左右する
今、保護者の皆さんに知っていただきたいのは、**「距骨の不安定さは自然には治らない」**ということ。
逆に言えば、適切なタイミングで専門的に調整・補正を行えば、子どもの身体は素直に反応してくれるという強みもあります。
当院では、以下のようなサポートを提供しています。
- 距骨・足部のアライメント評価(写真・動画分析含む)
- 専用インソールによる補正指導
- 足指運動やバランストレーニングの習慣化支援
- 必要に応じた施術とストレッチ
「そのうち治る」はキケン!早期対応のすすめ
「どうせ成長すれば治るだろう」と思っていたら、高校生になって膝を痛めた。
「転びやすいだけ」と見過ごしていたら、将来O脚に…。
こうしたお声を、私たちは何度も聞いてきました。
お子さんの未来の身体づくりは、今この瞬間から始まっています。
足は自覚症状が遅いので気づくのにも遅いことがあり
受診が遅れがちです。
まとめ:まずは足を“診せる”ことから
お子さんの足に違和感がある方は、まずはお気軽にご相談ください。
早期の「気づき」と「行動」が、未来の健康と自信ある姿勢につながります。