
「足が使える」「足趾が解放される」——その意味、知っていますか?
歩いているのに「足」を使っていない人が多すぎる
「足をしっかり使いましょう」
「足趾(そくし=足の指)を動かして歩きましょう」
こう聞いても、「え?普通に歩けてるし…」と感じる方も多いかもしれません。
でも実は、多くの人が足を“正しく”使えていないのです。
- 指が地面に接していない
- 歩くときに外側ばかりに体重が乗る
- 親指の付け根が固い・痛い
- 足裏全体で踏みしめる感覚がない
こうした状態は、足趾が機能していない=解放されていないサインです。
そしてその原因の多くは、「距骨(きょこつ)」の歪みにあります。
「距骨」がずれると、足が使えなくなる
距骨とは、足首の中心にある骨で、脛骨(すねの骨)と踵骨(かかとの骨)をつなぐ要の骨。
この小さな骨が前後・内外にズレることで、全身に悪影響が出ます。
距骨がズレると——
- 足趾が地面に触れにくくなる
- アーチが崩れ、足裏のバネが失われる
- 膝や股関節がロックされやすくなる
- 脳が「不安定」と認識し、動きが制限される
つまり、足の自由が失われ、全身の動きまで硬くなるのです。
距骨を整えると、「足趾が勝手に動き出す」感覚
実際に距骨調整を受けた方からは、こんな声をいただきます:
「今まで足指で地面をつかめてなかったことに初めて気づいた」
「親指が動くことで、姿勢が変わった」
「歩くときの“蹴る感覚”が戻ってきた」
これは単に足のマッサージではなく、構造の再構築。
距骨の位置が本来あるべき場所に戻ることで、眠っていた足趾の機能が呼び覚まされるのです。
だから「足が使える」ことは全身の回復につながる
足趾が動き出すと——
- 地面を踏みしめられる=安定感が増す
- 全身のバランスが整う=姿勢が自然に正される
- 使われていなかった筋肉が目覚める=代謝が上がる
このように、足の自由=身体の自由なのです。
最後に:靴の中で眠る「足の本能」を、もう一度目覚めさせて
現代人の多くは、窮屈な靴、平らな道路、長時間の立ちっぱなしや座りっぱなしにより、
足を使わなくても生きていける生活を送っています。
でもそれは、本来備わっていた機能を封印する生活でもあるのです。
距骨調整は、その封印を解くカギ。
「足が使える」「足趾が解放される」
それは、身体のポテンシャルが解き放たれる第一歩なのです