はじめに
整体院を経営していると、「このスタッフは伸びそうだな」と感じる瞬間があります。
その判断材料は、実は技術力ではありません。
新入社員の段階で大切なのは、日々の姿勢や考え方です。
今回は、整体院で新人スタッフの伸び代を見極める5つのポイントをご紹介します。
1. 素直さ(吸収力)
指導を受けたときに、まず「はい」と受け止められるかどうか。
できなかったことを「言い訳」するのではなく、**「次はこうします」**に変換できるかどうかで成長スピードは大きく変わります。
技術は後からいくらでも伸びますが、素直さがなければ吸収は鈍くなってしまいます。
2. 観察力
お客様や先輩の動きをどれだけ観察できているか。
例えば「言われる前に準備できる」「細かな気配りができる」など、観察力の高さはそのまま接客力や施術力の向上につながります。
3. 習慣化の力
掃除や準備など、一見地味なルーティン業務を毎日同じクオリティでできるかどうか。
小さなことをコツコツ積み重ねられる人は、技術も知識も確実に伸びていきます。
4. 質問力
わからないことをそのままにせず、きちんと質問できるか。
さらに、その質問が「なぜ?」「どうすれば良い?」と具体的であれば、理解しようとする姿勢が強い証拠です。
能動的に学ぶ人は必ず成長が早いのです。
5. お客様への関心
施術や会話を通じて、相手に関心を持てるか。
「作業」として流すのではなく、目の前のお客様のためにどうすればいいかを考えられる人は、必ず信頼を得ていきます。
まとめ
新入社員の伸び代は、技術が上手いかどうかではなく、
- 素直さ
- 観察力
- 習慣化の力
- 質問力
- お客様への関心
この5つで見分けることができます。
ここが備わっていれば、数ヶ月後・数年後に大きく成長し、院の中心スタッフになっていく可能性があります。