重度の外反母趾、手術が必要な場合と距骨サロンの役割

外反母趾とは?

外反母趾とは、足の親指(母趾)が外側に曲がり、人差し指の方へ傾いてしまう状態のことです。
軽度のうちは見た目の変形や少しの痛みで済みますが、重度になると歩行そのものに支障が出ることもあります


手術が必要になるケース

整形外科での診断のもと、次のような場合は手術が検討されます

  • 母趾の角度が大きく変形している(母趾外反角40°以上)
  • 歩行や日常生活に強い痛みがある
  • 保存療法を続けても改善がみられない
  • 変形が進行し、他の指まで重なってきている

手術では骨を切って角度を矯正する方法などが行われ、変形と痛みの根本改善が目指されます。


距骨サロンでできること

「では、整体や距骨調整のサロンでは何ができるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
距骨サロンは手術を行う場ではありません
ただし、手術が必要なほどの重度外反母趾の方に対しても、大切なサポートの役割を担っています。

1. 術前ケア

  • 足首や距骨のバランスを整えて、歩行時の痛みを軽減
  • アーチサポート(テーピングやインソール)で母趾への負担を減らす
  • 正しい歩き方を指導して、手術までの生活を少しでも快適に

2. 術後ケア

  • 手術で矯正された母趾が再び崩れないように、距骨や足首の動きを調整
  • 足の指や足底の筋肉をリハビリして、再発を予防
  • 靴の選び方やセルフケアをアドバイスして、快適な歩行をサポート

3. 手術を希望しない方へ(保存療法)

  • 距骨調整+インソール(グッズ)+テーピングで、痛みをやわらげる
  • アーチ機能を保ち、変形の進行を抑える
  • 生活の質をなるべく下げないようサポート

まとめ

重度の外反母趾では手術が必要なケースがあるのは事実です。
しかし、その前後のケアや、保存療法としてのサポートにおいて、距骨サロンの役割はとても大きいのです。

  • 手術前 → 痛みをやわらげ、歩行を助ける
  • 手術後 → 再発を防ぎ、快適な歩行を取り戻す
  • 保存療法 → 痛みの軽減と進行予防

「足の形は変わらないから諦める」ではなく、できることはたくさんあります
ぜひ早めに専門家にご相談ください。


 

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『キョウセイですべてかわる』ウナギ式背骨矯正法で健康を取り戻します。 開業以来3300日更新のブログ。フランス人まで来院する国際的な整骨院。 10年目に入りましたが淡々と診療にあたっていきたいと思います。 アトピー整体、得意です