何か体に障害がでると『安静にしてください』
とよく言われます。
安静療法という言い方もあります。
安静にするのも治療の1つと考えてよいと思います。
では安静にするとはどういうことなのでしょうか?
1番ベストな安静は全身管理がやってもらえて、寝ていられること。
ではないかと思います。
つまり病院に入院することがベストな安静療法だと思います。
強度のヘルニアなど歩行もままならないものは時として
入院することがあります。
しかしそう強度ではない症状、ぎっくり腰をやりそう、なんとなく痺れている
など入院する必要がないもの、入院したくても仕事等でできないひと
こういった方が多数だと思います。
その人たちに提案する安静と最初に書いた安静とはかなりニュアンスが
違います。
運動部の子がいて、もう最後の大会であれば安静と言っても隠してやる子
はいるでしょうし、もうこの大会を最後にスポーツを辞めるということであれば
安静にしないでやっても問題ないかもしれません。
患者さん1人1人のお話を聞いて、安静の程度を伝えることが大事だと思います。
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