肩こりといえば、パソコン作業やスマホの使いすぎが原因と思いがちですが、実は「足元」、特に“距骨(きょこつ)”の歪みが大きく関係していることをご存じでしょうか?
本記事では、整体師目線で「肩こりと距骨の関係」について、詳しく解説します。
距骨とは?全身のバランスを支えるカギ
距骨は、足首の中心にある小さな骨で、「立つ・歩く」といった動作の土台となる骨です。
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すねの骨(脛骨・腓骨)と、かかとの骨(踵骨)をつなぐ
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身体の重さを地面に伝え、衝撃を吸収するクッションの役割
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体の「重心」の調整に深く関与している
つまり、距骨がズレると体全体の姿勢やバランスが崩れるのです。
肩こりと距骨の深い関係
① 姿勢の連鎖による肩への負担
距骨がズレると足元が不安定になります。すると重心が崩れ、骨盤が傾き、背骨や肩の位置にも影響が及びます。
その結果:
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頭が前に出る
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首や肩の筋肉に常に負荷がかかる
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筋肉が硬直し、肩こりへとつながる
② 呼吸が浅くなる → 肩の緊張が強くなる
姿勢が悪いと胸が閉じ、呼吸が浅くなります。
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呼吸が浅い=酸素が筋肉に届きにくい
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筋肉が酸欠状態になり、疲労物質がたまりやすい
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これが肩こりや頭痛の原因になることも
③ 自律神経が乱れて、肩こりが慢性化
距骨のゆがみは、足裏の感覚低下→神経伝達の乱れ→自律神経の不調にもつながります。
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緊張状態が続くと筋肉も常に硬くなる
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血流が悪くなり、慢性的な肩こりへ
肩だけもんでも意味がない? 根本改善は「距骨」から
肩をマッサージして一時的に楽になっても、距骨が歪んだままだと再発しやすいです。
根本的に肩こりを改善したい方には「距骨調整」がおすすめです。
距骨を整えると…
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自然と姿勢が改善
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肩や首の負担が軽減
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呼吸が深くなり、リラックスしやすくなる
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血流が改善し、全身の代謝もアップ
まとめ:肩こりに悩む人こそ「足元」を見直そう
原因 | 結果 |
---|---|
距骨のズレ | 姿勢が崩れる |
姿勢の崩れ | 肩に負担がかかる |
呼吸が浅い | 筋肉が硬くなる |
自律神経の乱れ | 慢性的な肩こりに |
最後に:肩こりに悩む方へ距骨ニストからのアドバイス
長年肩こりに悩んでいる方、マッサージやストレッチで改善しない方は、ぜひ「足元のバランス」に注目してみてください。
距骨を整えることが、あなたの肩こり改善の第一歩になるかもしれません。