外反母趾・扁平足は治るの?
「20代の頃、毎日のようにヒールを履いていた」
「最近、足の形が変わってきて痛みが出ている」
そんな悩みを抱える40代の女性はとても多いです。
特に外反母趾や扁平足は、見た目だけでなく、膝・腰・姿勢のトラブルにもつながるため放置は禁物です。
では、長年のダメージで変形した足は治るのでしょうか?
外反母趾・扁平足は「完全に元通り」には戻りにくい
結論から言うと、骨の変形が強い場合は完全に元の形に戻すことは難しいです。
特に40代以降は関節や靭帯の柔軟性が低下し、骨格自体が固まってしまっているケースが多いです。
しかし、ここで諦める必要はありません。
痛みの軽減・進行予防・機能改善は十分に可能です。
改善できるポイント
1. 足のアーチ機能の回復
扁平足や外反母趾は、足裏の筋肉(内在筋)が弱り、アーチが崩れることで悪化します。
タオルギャザーや距骨調整などでアーチを作り直すと、負担が大幅に減ります。
2. 可動域と柔軟性の改善
固まった関節も、距骨や足首の可動域を広げる施術やストレッチを続けると、正しい体重移動がしやすくなり、痛みが和らぎます。
3. 靴選びの見直し
・幅広で足指がしっかり動く靴
・インソールでアーチをサポートする靴
に変えるだけで、日常的な負担が劇的に変わります。
4. 痛みが強い場合は医療相談も
変形が進み、歩行に支障が出るほどの場合は、装具療法や手術を検討することもあります。
改善例:3か月で歩きやすさが変わることも
実際に整体や距骨調整に通われる40代女性の多くが、
「痛みが減り、歩くのが楽になった」
「むくみが減って足がすっきりした」
と実感しています。
3か月程度の継続で足裏の筋力が戻り、変形が進行しにくくなるケースが多いです。
まとめ
✅ 完全に骨を元通りに戻すのは難しい
✅ でも、痛み軽減・進行予防・機能改善は可能
✅ 足裏筋トレ・距骨調整・靴選びが重要
「もう40代だから…」と諦める必要はありません。
むしろ今からケアを始めることで、将来の足トラブルを大幅に防ぐことができます。