続けることが一番むずかしい
― それでも続けてこられた理由 ―
昨日、新規で来られた方がいました。
話を聞いていると、来院前に unahone.com を読んでくださっていたとのこと。
しかも、最近の記事だけではなく、かなり前のものまで。
気づけばこのブログは、4800日以上、連続投稿が続いています。
数字だけ見ると「すごいですね」と言われることもありますが、
正直に言えば、特別な才能があるわけでも、強い意志があるわけでもありません。
続けることは、今でも普通にしんどいです。
連続投稿は、楽にならない
よく誤解されますが、
「ここまで来たら、もう楽でしょう?」
と言われることがあります。
全然そんなことはありません。
- ネタが浮かばない日
- 体が重い日
- 気持ちが乗らない日
- 書いても反応がない日
今でも、普通にあります。
むしろ、
続いている分だけ「やめたら終わる」という重さもあります。
それでも続けられた理由
じゃあ、なぜやめなかったのか。
理由はシンプルで、
読んでくれている人がいるからです。
昨日のように
「ブログを読んでから来ました」
と言われる瞬間は、年に何度もありません。
でも、
たった一度で、何百日分も報われる感覚があります。
継続の原動力は、
モチベーションでも、習慣化テクニックでもなく、
“誰か一人に届いた”という実感です。
続けられない人へ
続けられない人は、弱いわけじゃありません。
普通です。
ほとんどの人は、
- 成果が見えない
- 反応がない
- 手応えがない
この段階でやめます。
でも、
届くのは、たいていずっと後です。
自分が「もう意味ないかも」と思っている頃に、
どこかで、誰かが、静かに読んでいます。
体も、情報発信も同じ
これは整体でも、距骨でも、まったく同じです。
- 派手な変化はない
- すぐに結果は出ない
- でも、積み上がると崩れにくい
目立たないところを、
誰にも見られないところで、
淡々とやる。
その積み重ねが、
ある日「信頼」という形で返ってきます。
まとめ
4800日続いた理由は、
「続けられたから」ではありません。
やめなかっただけです。
そして、
やめなかった理由は、
読者がいたから。
もし今、
「続ける意味があるのかな」と思っている人がいたら、
その問い自体が、もう十分続けている証拠です。
届く日は、
思っているより、ずっと静かにやってきます





