1. 100kgは「勲章」だが、社会では通用しない
トレーニングをしている人にとって、ベンチプレス100kgは一つの到達点。
僕自信かつては100キロ上げるところまでは努力し、到達しました。
「100kg挙げられる=努力の証」ですが、仕事や社会的な立場に直接影響を与えるわけではありません。
名刺に「ベンチ100kg」と書いても給与は上がらないし、出世もしません。
2. それでも価値がある理由
① 自己効力感が身につく
「やればできる」という成功体験は、仕事や人間関係にも応用できます。
数字的な目標をクリアする再現性を、体を通して学べるのです。
② 規律と継続力の象徴
100kgに到達するには、正しいトレーニング・食事・休養を長期間積み重ねる必要があります。
このプロセスはそのまま、ビジネスや学びに活かせる「習慣化の力」と同じです。
③ 健康資本を築ける
筋力は「生活を支える基盤」。
経営でも社会生活でも、健康であることは最大の資産です。
100kg挙げられる体力は、病気やケガに強い「長く働ける体」につながります。
④ 人間的な信用につながることも
意外と「100kg挙げる」という事実は話題性があります。
根気や努力を裏付けるエピソードとして、人の印象に残りやすいのです。
3. まとめ
確かに、ベンチプレス100kgが社会で直接役立つことはありません。
ですが、その過程で得られる 継続力・自己効力感・健康資本 は社会でこそ大きな価値を発揮します。
つまり、100kgは「社会的な役立ち」ではなく、
「自分を強くし、社会で生きる力を裏で支えるもの」。
だからこそ、挑戦する価値があるのです。