「みんなApple Watchをしている」ことと「40〜50代に足が悪い患者が集中している」関係性とは


最近、街中でApple Watchをつけている人をよく見かけるようになりました。特に40〜50代の方々が身につけているケースが目立ちます。同時に、整体院を経営していると、この年代の患者さんに足の不調を訴える方が多いことにも気づきます。

この2つの事象には何か関係があるのでしょうか?今回は、Apple Watchの普及と40〜50代の足の不調の関連について考えてみたいと思います。


1. 40〜50代に足の不調が多い理由

まず、40〜50代の方に足の不調が多い理由を整理してみましょう。

① 加齢による筋力の衰え

40代を超えると、筋力の低下が徐々に進みます。特に足の筋肉(下腿三頭筋や足底筋群)が弱くなると、足首の可動域が狭くなったり、歩行の安定性が失われたりします。これが、足の痛みや違和感につながるのです。

② 生活習慣の影響

この年代は仕事や家庭の責任が重くなり、運動不足になりがちです。デスクワークが中心の方は歩く時間が減り、足の筋肉が使われないことで衰えやすくなります。

また、過去にスポーツをしていた人も、若い頃の無理がたたって足腰に問題を抱えていることがあります。

③ 体重増加と足の負担

40〜50代になると基礎代謝が落ち、若い頃と同じ食生活でも体重が増えやすくなります。体重が増えると、足への負担が大きくなり、足底筋膜炎や膝の痛みが発生しやすくなります。


2. Apple Watchをつける40〜50代の増加

Apple Watchが普及する理由はさまざまですが、40〜50代に広がっている背景には以下の要因があります。

① 健康管理への意識が高まっている

この年代になると健康診断で「運動不足」や「生活習慣病のリスク」を指摘されることが増えます。そのため、「運動しなきゃ!」と意識し始める人が多くなります。Apple Watchの「アクティビティリング」や「歩数計」機能を使って運動量を管理しようとするのは、まさに健康意識の現れです。

② スマートウォッチによる利便性

仕事でもプライベートでもスマートウォッチが便利な世代です。電話やメッセージの通知、スケジュール管理、電子マネー決済など、Apple Watchが日常生活を快適にしてくれるため、ビジネス層に支持されています。

③ ランニングやウォーキングの記録

健康のためにランニングやウォーキングを始める人が増え、Apple Watchを使って運動量を記録する人が多くなっています。


3. Apple Watchの普及と足の不調の関係

では、「40〜50代に足の不調が多いこと」と「Apple Watchの普及」はどのように関係しているのでしょうか?

① Apple Watchで運動を始めたが、足のケアが不十分

Apple Watchをつけて運動を始める人は増えていますが、準備不足のまま急に運動を始めると、足を痛めやすくなります。特に、ウォーキングやジョギングを始めたものの、足の筋力が衰えている状態で急に負荷をかけると、足底筋膜炎やシンスプリントを引き起こす可能性があります。

② クッション性の低い靴で歩くことで負担増

Apple Watchを活用して「とにかく歩数を増やそう」と考える人が増えています。しかし、適切な靴を選ばずに歩き続けると、足への衝撃が蓄積し、痛みの原因になります。特にビジネスシューズやパンプスで1万歩以上歩くのは、足にとって負担が大きいです。

③ 健康志向の高まりが「足の不調」を自覚させている

Apple Watchを使って歩数や運動量を可視化することで、「思ったより歩いてない」「足が痛いと感じることが増えた」と気づく人が増えます。つまり、今までは気にしていなかった足の不調を自覚するきっかけになることも考えられます。


4. 40〜50代が足の不調を防ぐためにできること

Apple Watchを活用しながらも、足の不調を防ぐために気をつけたいポイントをまとめます。

① ストレッチと筋トレを取り入れる

運動の前後にふくらはぎや足底筋のストレッチをすることで、怪我のリスクを減らせます。また、タオルギャザーやカーフレイズなど、足の筋力を鍛える運動も大切です。

② クッション性の高い靴を選ぶ

運動する際は、しっかりとしたクッション性のあるランニングシューズやウォーキングシューズを選びましょう。インソールを活用するのもおすすめです。

③ いきなりハードな運動をしない

「1日1万歩!」と無理をすると、かえって足を痛める原因になります。まずは無理のないペースで歩くことを意識しましょう。

④ 足のケアを習慣に

整体院や専門家のもとで定期的に足のメンテナンスを受けるのも、足の健康を保つ上で重要です。違和感を感じたら早めのケアが大切です。


まとめ

Apple Watchの普及と、40〜50代に足の不調が多いことは、無関係ではありません。健康意識の高まりとともに運動を始める人が増えた一方で、正しいケアをしないまま運動を始めると、かえって足を痛めてしまうリスクがあるのです。

Apple Watchをうまく活用しつつ、正しい靴選びやストレッチ、筋トレを取り入れることで、足の健康を守ることができます。

「健康のために歩いているのに、足が痛い…」という方は、ぜひ一度、自分の歩き方や靴、ケアの仕方を見直してみてください!

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『キョウセイですべてかわる』ウナギ式背骨矯正法で健康を取り戻します。 開業以来3300日更新のブログ。フランス人まで来院する国際的な整骨院。 10年目に入りましたが淡々と診療にあたっていきたいと思います。 アトピー整体、得意です