🦵距骨とは?冷え性と関係があるの?
「冷え性」というと、血流や代謝の問題と思われがちですが、
実はその根本にあるのが「距骨(きょこつ)」という小さな骨です。
距骨は足首の中心にある骨で、
すね(脛骨)と踵(かかと)の間に位置し、全身のバランスを支える要の骨。
この距骨が歪むと、足首の動きが制限され、
血流・リンパの流れ・自律神経の働きまで乱れてしまいます。
❄️距骨の歪みが“冷え性”を引き起こす理由
距骨が内側に倒れたり、下がったりすると——
- 足首の可動域が狭くなる
- ふくらはぎの筋ポンプ機能が低下する
- 下半身の血液循環が悪くなる
- 自律神経が乱れ、末梢血管が収縮
この一連の流れが、慢性的な手足の冷え・むくみ・代謝低下につながります。
つまり、冷え性の本当の原因は「血の巡り」ではなく、
その“流れを生み出す仕組み”である距骨の動きにあったのです。
🔄距骨調整で全身の血流が変わる
距骨を整えることで、足首が本来の動きを取り戻し、
ふくらはぎの筋肉(第二の心臓)がしっかり働くようになります。
施術直後に「足がポカポカする」「温泉に入ったみたい」と感じる方も多く、
これは血液の循環が一気に改善しているサインです。
さらに、姿勢バランスが整うことで骨盤や背骨のアライメントも改善。
結果的に内臓の血流や代謝も上がり、体全体が温まりやすくなります。
🌿距骨から始める冷え性セルフケア
ご自宅でも簡単にできるケア方法を紹介します。
① 足首回し(距骨ストレッチ)
椅子に座り、片足を持ち上げてゆっくり大きく外回し・内回しを各10回。
→ 距骨と踵骨の可動性を高め、血流改善。
② 足首の前面ほぐし
脛骨の下、足首の前側を軽く押しながら上下に動かす。
→ 距骨が上下に動く感覚を出す。
③ 距骨立ち
母趾球と踵の外側に均等に体重をのせて立つ。
→ 重心バランスを整え、ふくらはぎのポンプ作用が働きやすくなる。
④ 温活(足首を冷やさない)
足首は動脈・静脈が交差する“体のスイッチ”。
レッグウォーマー・足湯・カイロなどで温めるのも効果的です。
💬まとめ|冷え性は“距骨”から改善できる
| 観点 | 内容 |
|---|---|
| 冷えの根本原因 | 距骨の歪みと可動性低下 |
| 改善の鍵 | 距骨調整+足首温活+正しい立ち方 |
| 効果 | 血流改善・代謝向上・自律神経の安定 |
冷え性は「体質」ではなく、「構造の問題」です。
距骨を整えることで、下肢の血流が改善し、全身が温まりやすい身体に変わります。
足元を整えることが、冷え性を根本から変える最短ルートです。





