整骨院業界では、ここ数年「保険診療の縮小」が大きな話題になっています。
「保険を使って安く通える時代」は少しずつ変わり、 自由診療をメインにする院も増えてきました。
うちの院も思い切って保険診療の割合を大幅に減らし、距骨調整を中心にする運営に切り替えました。 そして3ヶ月が経過…。その結果は?
1. 患者数は減ったが、売上は増えた
「保険が効かないなら通えない」と離れていく患者さんも正直いました。 特に保険が当たり前だった層は、やはり抵抗感が強いです。
結果、安くて通っていた勢は消えました。
しかし、単価が上がったことで売上はむしろ増加。 1回あたりの施術時間をしっかり確保できるため、満足度も向上!
結果、「本当に良くなりたい人」が残った感じです。
2. 治療の質が上がった
保険診療に縛られないことで、 「患者さんにとって本当に必要な施術」を自由に提供できるように。
例えば、
- 根本改善に向けた施術(時間をかけた手技、運動指導)
- 距骨調整のありすぎる需要
- 一人にかけられる時間増で満足アップ
結果、患者さんの満足度もアップ! 「今までより効果を実感できる」との声も増えました。
3. スタッフの負担が減った
保険診療の細かいルールや書類作業に追われる時間が大幅に減少。
- レセプト業務の削減 → これは1度味わうともう戻れません
- 施術時間の確保 → 流れ作業にならず、一人ひとりに集中できる
- 単価アップ → 少ない施術回数でも院の経営が安定
ストレスが減り、スタッフのモチベーションも上がったのは大きな変化でした。
まとめ:保険縮小はアリ!
「保険診療がないと経営が成り立たない」と思っていましたが、 結果として、自由診療のほうが安定した経営につながったというのが実感です。
もちろん「保険ありき」で考える患者さんへの対応はまだ課題ですが、 **価値を伝えられれば自由診療でも通ってもらえる!**と確信しました。
踏ん切りがつかない先生方は多いと思いますので
ここに記させていただき、少しでも一助になればと思い、書きました。
今後も、この方向でしっかり院を成長させていきたいと思います。
皆さんの院ではどうですか?