よく膝が痛い方の中に『水が溜まった』とか『水を抜いてもらった』
なんて話を聞きます。
『膝に水が溜まる』とはどういうことなのでしょうか?
人の関節は『関節包』という袋状のもので構成されています。
その袋は関節をスムーズな動きに誘導し円滑な関節運動を担います。
ですので人間の全ての関節で当てはまります。
その水ですが、水と言いますが純粋な水ではありません。
少し粘性を持っています。
その水は通常時は0.13ccから3.5ccくらいの量あります。
これが炎症を起こすと50ccくらいに増えます。
ですので水が溜まったことがあるかたはおわかりだと思いますが
関節がパンパンに腫れてしまいます。
水が溜まると癖になるという話をよく聞きますが、それは間違いです。
例えば、子どもが鼻水を垂らしていたら、それは癖になるから拭き取るな
とはいいませんよね。鼻水が出てくるのは鼻の鼻粘膜が炎症を起こしているからです。
それと同じように膝に水が溜まるのも膝関節が炎症を起こしているからなんです。
なので膝関節の炎症が収まれば水は溜まりません。
ですので定期的に水を抜いている方は、炎症が根本的に収まっていないということなんです。
少々強引な例えかもしれませんがおわかり頂けたでしょうか?
ちなみに膝にかかる負担は歩行時の5倍から13倍かかります。なので、仮に10倍と仮定すると
5㌔増えれば50㌔の負担がかかることになります。極端な体重の増加にはご用心を!!
当院の治療で注射をしない水の取り方、予防などはできますのでお気軽にご相談を!
追伸:過去の投稿でぜひ読んでもらいたいものを加筆して再投稿
しました。
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