(年期の入った免許証。免許証は賞状なのです)
整骨院・整体院・接骨院・鍼灸院・・・
紛らわしい名称が多すぎます。
一体何がどうなっているのでしょうか?
『整体』とは何か?
何よりもこの名称が治療業界を見渡せるほど
普及している言葉です。
当院もよく『ウナギ整体』と呼ばれるし
その名称で検索もされているようです。
治療業=整体という一般認識が
あまりにも広く普及しているため
全てがいっしょくたにされている現状があります。
実は『整体』という公の資格はありません。
だからあなたが明日から『私は整体師です』
と言ってしまえば自称ですが整体師となります。
そういう意味ではジャーナリストと同じかもしれません。
『整体』とは何なのでしょうか?
正直、僕も何だかよくわからない部分があります。
あまりにも意味が拡大しすぎてますし
便利に利用されている節があり、それがよくわからなく
させている1つの原因なのではないでしょうか?
『私は柔整師です』と言ってもみなさんわかりますか?
整骨院・接骨院はこの『柔整師』=『柔道整復師』の
免許を持っています(国家資格)
何で柔道なんですか?
この柔道整復師の話をするとよく知らない方は
十中八九、『なんで柔道なんですか』となり
話が徹底的に本質から遠くなります。
(慣れていますが・・・)
この点からも認知度から考えると
『整体』のほうがプライオリティがあり
完全に有利です。
面倒くさがらずちゃんと1から話すようにはしていますが・・
何も審査を受けずに開業できる整体院、場合によって厳しい審査がある整骨院
ここが1番問題になる部分だとは思いますが
整骨院・鍼灸院・指圧院は保健所の審査が必要になります。
施術スペース6.6平米、待ち合いスペース3.3平米、換気、消毒、広告の制限・・
行政、担当する人によってかなりムラがありますが
けっこう厳しい審査があります。これを通らないと
上記資格での開業ができません。
仕方ないことですが、時間がかかることもあります。
『整体院』ですとこの段取りが全てなく税務署に開業届をだせばOKになります。
もちろん公には認められていませんよ。
国家資格保持者はそれだけプライドを持ってやれということなのでしょう。
そう思うようにはしています。
この点を保健所に聞いてみると
無資格治療に関しては、適切に対処するようにしています。
と何とも公務員的なコメントをもらうに留まりましたが
現状として、明確なメリット・デメリット説明できていないように
身受けられました。担当した人にもよるんでしょうけど・・
治ればいいんじゃないかという点と自己責任
誰にやってもらったとしても楽になればいいというのが
本音だと思います。
あとは選んだあなたの自己責任ということになってしまいます。
国家資格というプライド
僕は国家資格を保持し、それを行使して
整骨院を営んでいます。
膨大な時間、お金を費やして取りました。
日々向上心を持って技術の研鑽に励みたいと
思います。
同時に整骨院とは何か?啓蒙していくことも
忘れないようにしたいと思います。
【おっと!もうひとつ】
『年中無休』の告知を院内・院外にしました。
ある方に『1か月休みなしですか?』
と言われました。かなりワーカホリックなのは
自他ともに認めていますが
さすがに30日連勤は無理だと思います。