【ウナギ感想文】断片的なものの社会学/岸政彦 断片的ではあるもの1本の糸でつながれているようなまとまり

dannpen

まずは文章が朴訥した感じ
ここに引き込まれて行った。

社会学というと難しい
論文調の本が多いイメージがあり

読了は時間がかかるかもしれない
と思ったけど数時間で読めてしまった。

読書をしててこういう感覚は年に
数冊あるかないか・・

 マイノリティやいろいろな人との話

著者は話を聞くことを生業としている
インタビューなどが断片的に話の中に

組み込まれていて一見支離滅裂なようでも
あとから考えるとまとまりがある。

不思議な展開。
要はそこに引き込まれて

読み込んでしまったのですが
4年間ほど働いた土方のお話

大阪西成の話、ゲイの話などなど
著者の業績もよくわかります。

 あとがきから

いま、世界から、どんどん寛容さや多様性が失われています

息苦しくしんどい社会になっている、と指摘。

ひとつは、私たちは生まれつきとても孤独だということ
もうひとつは、だからこそもうすこし面と向かって

話をしてもよいのではないか、ということ
こんなことをゆっくり考えているうちに、この本ができました。

最後にあやふやな本と著者は指摘しているが
全然そんなことはない、クリアで洗練された内容でした。

おすすめの本です。

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『キョウセイですべてかわる』ウナギ式背骨矯正法で健康を取り戻します。 開業以来3300日更新のブログ。フランス人まで来院する国際的な整骨院。 10年目に入りましたが淡々と診療にあたっていきたいと思います。 アトピー整体、得意です