同世代の患者さんとウォークマンやらCDウォークマンやら
MDの話で盛り上がりました。
僕らはその技術の革新の中
生きてきた世代です。
そして同世代トーク
話ははずみ、黒電話からブラウン管テレビへと
波及し
あるところで
『これもう老害?』
とハッとして気づきました。
そうです、40代はやもすると
老害の始まり
司馬遼太郎的に言えば
『初老』です。
同世代トーク、それはそれで大事な側面はありますが
確実に『老』のほうに
自分は向かっているんだと
自覚します。
これで体の動かなくなり髪の毛も薄くなり(もう始まっている)
記憶もあいまいになり
情熱も薄れ
そうやって人生は終幕へ1歩1歩近づいていくのだと
薄々ながらですが感じています。
常に新しいものに若い人に移っていくことが
世の道理。
これは避けられません。
だったらば早めに老いを自覚し
不相応に無理をせず
静かに過ごせたら
いいのではないのか?
と同世代トークをしながら
しみじみと思いました。