はじめに
「つまずきやすい」「よく転ぶ」と感じている方、それは単なる運動不足や年齢のせいだけではないかもしれません。
実は、足首の深部にある“距骨(きょこつ)”の歪みやズレが転倒のリスクを高めていることがあるのです。
本記事では、「よく転ぶ人と距骨の関係性」について、整体の視点からわかりやすく解説します。
距骨とは?身体のバランスの“要”
距骨は、すねの骨(脛骨)と踵の骨(踵骨)をつなぐ中間の骨で、筋肉が直接付着しない特殊な構造をしています。
つまり、「自力では調整しづらい骨」でありながら、体重のバランスや歩行の安定に大きく関わっています。
距骨のズレは、以下のような問題を引き起こします:
- 重心の乱れ
- 足首の可動性の低下
- 地面との接地感覚の鈍化
- 姿勢の不安定化
なぜ距骨の歪みが「転びやすさ」につながるのか?
① 足裏の感覚が鈍る
距骨がズレると足裏のアーチや荷重バランスが崩れ、地面を正確に捉えづらくなります。
これにより、ちょっとした段差や傾斜に気づかず、つまずきやすくなります。
② 筋肉の反応が遅れる
距骨の位置が乱れると、足首〜膝〜股関節までの連動が悪化し、転倒時の「反応の遅さ」が目立つようになります。
③ 姿勢全体が不安定になる
距骨のズレは、全身の姿勢や重心バランスにも影響します。特に前傾姿勢や猫背傾向のある方は、転倒リスクがさらに上昇します。
特に注意したい人の特徴
- 高齢者で「最近よく転ぶ」と感じている方
- ヒールやサンダルを履く機会が多い女性
- スポーツ後や捻挫歴がある人
- 地面をしっかり踏みしめて歩けていない感覚のある人
対策:距骨調整で“足元から安定”を
当サロンでは、距骨の微細なズレを専門的に調整することで、以下の効果が期待できます:
- 足裏の感覚とバランス感覚の回復
- 歩行の安定性アップ
- 転倒リスクの軽減
- 姿勢の改善
実際に「最近転ばなくなった」「つまずかなくなった」とのお声も多くいただいております。
まとめ
「よく転ぶ」の裏には、距骨のズレや歪みが関係している可能性があります。
放置せず、ぜひ足元の骨“距骨”の状態に目を向けてみてください。転倒予防は、健康寿命を延ばす第一歩です!