先日の診療中、とても忙しい中でしたが
お子様が肘を外して来院しました。
整骨院はケガを治すプロ、という一応のふれこみが
あります(患者さんは少なくなっていますが・・)
そんな子供から老人までみたいなことを
売りにすると治療においてもロスが多いような気がします。
大事なことは自分の技術はどの年代にフィットするのか?
だと思います。
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矯正治療は・・
当院の売りでもあります『ウナギ式矯正治療』は
残念ながら骨粗しょう症が進み筋肉の弱った老人にはできません。
個人の筋肉量や柔軟性にもよりますが
60代が矯正の上限のような気がします。
そんなことですから当院は
矯正がフィットするそれよりも下の世代の
患者さんが多いようです。
40代の来患と70歳以上の来患がほぼ同じです。
去年まではそんなことがなかったのですが最近
急速に若い世代の患者さんが増えています。
考え方というのはいつでも変わるもの・変えるもの
かつての僕の仕事観で言えば
整骨院は老人の来患が多くてなんぼのもの。
とにかく年配者に向けて発信するべき
と思っていました。
しかし最近の老人世代の状況は介護保険でかなり競争が
でてきて、そちらで整骨院の先生がいたりするので
そこまで囲い込まれると
整骨院への足というのは遠のきます。
老人という層の患者さんはたくさんいらっしゃるのですが
その中での競争は熾烈を極めます。
そういうことですのでかつての考えを捨てて
もう少し若い世代に向けての発信を重視していこうと考えました。
若い人の離反率は意外と少ない
若い人たちは基本的に仕事をしているので忙しいです。
治療も相性が合い、結果が出ていればそれほど別のところに
行くということはあまりないような気がします。
実感としてあります。
だから1度ファンになってくれればずーっと来て下さる。
客商売の理想型ですが、当院の若い人たちはそんな感じです。
これが老人層になると、やれ◯◯整骨院はいい、◯◯整骨院がだめ
などワイドショーネタのごとく、界隈に情報が氾濫しています。
それに煽動されて離反するケースが逆に多いように思います。
それがいいかどうかは別として、時間がたくさんあるということは
いろいろ考えてしまう余地が出てきてしまうので良し悪しだと思います。
治療の回転は速いです
若い人は治れば来ません(当然ですが)なので当院は新しい患者さんと
治っていく患者さんの回転が以上に早いです。
それが当院のメリットでもあると思います。
さっさと治して。次!みたいな感じです。
ダラダラと引っ張るのは性分的にも嫌いなので
院はチャキチャキ動いています。
そうすると今度は新患さんが多くなっていきます。
その方たちがまた治り、また新しい人が・・・という流れが
当院の流れですね。
みんなに健康になってもらいたい。ただ・・・
もちろんどの世代への健康も心から願います。
しかし大事なことは『選択と集中』自分の技術は
どの層にフィットするのか?少し見直してみるのも
いいかもしれませんね。何か発見があると思います。
【おっと!もうひとつ】
長い長い1週間が終わりました。
今週は長かった〜。
【今日の体重】
74.2㌔