「最近、足がやけに重いんです」
この時期になると、こうした訴えが一気に増えてきます。
むくみでしょうか?
疲れでしょうか?
年齢のせいでしょうか?
実はそのどれもが「半分正解」で、「本質」ではありません。
この季節特有の足の不調には、はっきりした医学的な背景があります。
ポイントは、寒暖差と自律神経です。
朝晩は冷え、日中は暖かい。
この気温差が続くと、体は体温を保つために血管を縮めたり広げたりを繰り返します。
この調整を担っているのが自律神経です。
ところがこの切り替えがうまくいかなくなると、血流が末端で滞ります。
その「末端」の代表が、足首です。
よく「ふくらはぎは第二の心臓」と言われますが、
実際の現場で見ていると、詰まりやすいのは足首です。
特に距骨という骨の動きが悪くなると、
・血液
・リンパ
・神経の滑走
これらすべてが足首で渋滞します。
その結果、
「むくんでいるわけじゃないけど重い」
「だるくてやる気が出ない」
「夕方になると一気につらくなる」
こうした感覚が出てきます。
ここで多くの方が、
マッサージ
ストレッチ
湯船
などを試します。
もちろん一時的には楽になります。
ただ、足首の構造的な動きが戻っていないと、循環はすぐに元に戻ってしまうのが現実です。
距骨は、体重を支える土台でありながら、
血管や神経の通り道が集中している非常に重要なポイントです。
この距骨の位置や向きが崩れると、
体は「流れを良くしたくてもできない状態」になります。
この時期に足の重だるさを感じている方は、
疲れているのではなく、
うまく切り替えられていないだけかもしれません。
年齢の問題でも、根性不足でもありません。
足首、特に距骨がスムーズに動く状態を取り戻すだけで、
「足が軽い」という感覚が久しぶりに戻る方は少なくありません。
もし「最近おかしいな」と感じているなら、
それは体からの、とてもまっとうなサインです。
無理に頑張る前に、
足元から一度、整えてみてください。





