肩のお話も今回で3回目
今日は力こぶの筋肉のお話です。
上腕二頭筋腱損傷
この症状は今回は野球の肩の障害として
お話していますが
以外と普段の生活のなかでも
起こりえます。
案外多いものかもしれません。
どこにあるの?
ご存知の方もいらっしゃると思いますが
『力こぶ』の筋肉のことです。
ここにあります。
ザブンクルという芸人が持ちネタでかつてやっていましたね。
野球の投球時いつ痛くなるか?
この筋肉は加速して来た腕の振りを減速させる役割があるため
(ボールリリース・フォロースルー期)
筋肉に牽引張力がかかり
腱の付着部で切れたり、上腕骨頭の溝(結節間溝)ですり切れて
断裂することもあります。
結節間溝というところは骨と骨の間に
筋肉が通っていますので
摩擦力が働きます。
肩の症状で困っている方は・・・
今回は野球で起こりえる肩の疾患ということで
お話していますが次のようなことを気をつけて頂きたいです。
- 原因を納得のいくまで説明をうけること
- 半年以上おこなって全く効果のない場合は違う選択肢を考えること
- 早期診断、早期社会復帰をめざした治療を受けること
- 肩の手術はかなり充実しているので最後の手段として考えること
説明をうけるなど当たり前ですが保存療法には
限界がありますので最終的には手術のほうがいいということもあります。
なかにはスポーツ選手などは早期復帰をしないと出場機会に関係して
くるのでさっさと手術してしまう場合も多いようです。
それぞれのシーンにあった納得のいく治療を受けて下さい。
【おっと!もうひとつ】
今日僕はお休みです。
しかしいろいろやることがあり
目まぐるしい1日になりそうです。