自信が度を過ぎれば『過信』になります。
『過信』しているとろくなことがないのは経験上よく知っています。
自信があればあるほど(そんなことほとんどないですが)
『僕だったら◯◯』を強制排除するように普段から気をつけています。
松坂大輔『自信から確信に変わりました』そんなこと本当にあるのだろうか? | ウナホネくん日記
なかなか1軍には戻れませんね
過信になると治療が荒くなる
分院長時代、相当忙しい時代がありました。
当時はバブリーな感じもあったのでしょうでも
内心は『なんでこんなに来ているのだろう?きっといつまでも続くわけない』
と思っていましたが、その通り競合他社ができて
そちらに流れ、患者さんは案の定減っていきました。
改めて今その時を考えてみると
『過信』していた部分がありました。
分院というのはボスがお膳立てしたもの
借り物の中でのスタートです。
野球でいえばワンナウト満塁での打席から
始まります。そこを勘違いしてしまった部分は
あるのでしょう。
若かったせいもありますが完全に『過信』し
治療が荒くなり
次第に自分自身を見失っていったような気がします。
反省のあるところからすべて始まる | ウナホネくん日記
ワールドカップは1年前なんですね
自信があったから開業したのではないのですか?
これはちょっと違うのかな?という気がします。
どちらかというとそれよりも
『人の指示を受けて仕事をするのが嫌だから』
ということの方がウエイトが高いと思います。
そんなんで開業するなよ、と言われてしまいそうですが
実際そうなのです。
何の縁もない神楽坂で開業準備をしている時は
平日昼間にビールを呑んだり、リラックスした気分で
準備する反面、不安な材料も日々拡大していき
(特に地下という慣例から言えばありえない選択をしているなど)
『大丈夫』だと無理矢理自分に言い聞かせている場面も
ありました。
どうして1階より超絶不利な地下を選んだのか? | ウナホネくん日記
地下最高!
極力排除することで多様性が生まれる
自信がある人ほど、自分のやってきたことで間違いないと
思っているのでそれ以外がなくなります。
結果がでていればそれを動かす必要はないので
ますますその傾向は強まるでしょう。
僕の場合、全くこういう境地にはたどり着きません。
どうやったらこうなっていくのか聴きたいくらいです。
今日は日曜日なのでないですが平日は毎日
朝『今日は誰も来ないかもしれない』という不安が
いつもあります。これが消えることは死ぬまでないでしょうね。
だから職場に行く前の準備は相当用意周到にしていきます。
早起きもそのためのものと言っても過言ではありません。
『焦らず、休まず、退かず』創業の心得を心に刻んで働こう。 | ウナホネくん日記
懐かしいな
常に自分がやっていることに疑いの目をもつ
どんな場合においても
『ひょっとしたら間違っているのかもしれない』
という視点は大事だと思います。あまりこれがいきすぎると
神経症的になってしまうので注意が必要ですが・・。
低姿勢に謙虚な姿勢というのが重要な視点ですね。
健康状態に不安がある人が開業したら?開業を選択するとは?③ | ウナホネくん日記
健康第一
絶対◯◯、自信あります、というものほど怪しいものはない
人間は絶対ではありませんので、絶対◯◯という人は怪しいですね
医療もそうです、『絶対治ります』とか
自信あります!とあえて言う人も怪しいですね。
信用度の高い自信がある人はその人のオーラとして
にじみ出てきますから、あえて言う必要は
ありません。
たくさんの修練をしてきた人は自信があると
言う必要がないのだと思います。
みなさんの周りにいる成功者を見て下さい
(成功者とは何なのか非常にあいまいですが)
おそらく自信がある、とは言わないですから。
【おっと!もうひとつ】
昨日は患者さんの作品が展示されている
パルスギャラリーさんに伺いました
こちらは隣にはアグネスホテルがあるなど
落ち着いた雰囲気の場所です。
最近ザワザワした神楽坂ですがこういう
落ち着いた空間もあるんです。