朝起きると首が回らないほど痛みがあることで有名な『寝違い』ですが
成人の方なら多くの人で経験はあると思います。
多くは仕事が多忙であったり寝不足が原因で起こる疾患ですが
子供にとって『寝違い』は起こり得るのか
先日のお話をもとに考えていきたいと思います。
実家にいる妻から連絡が!
実家に帰省中だった妻から
連絡があり
『〇〇(娘)が首が痛がってぐったりしている
このくらい歳で寝違いはあるの?』
と聞かれました。
治療家は実際に診ていないのに
これは何?と聞かれることがあります。
この場合は統一して
『診てみないとなんともいえない』と
答えるようにしていますが
(ほんと触って問診を取らないとわからないのです)
今回もその前置きをした上で
臨床上の経験から
『5歳で寝違いというケースは診たことない
何か他に内科的疾患も考えられるのでは』
というお話をしました。
ぐったりしていると口頭で言われると
(子供にとっては経験したことない痛みのはずだし)
かなり重症なのかな?と勘違いしてしまいます。
そこがどうも引っかかったので小児科の受診をすすめました。
小児科へ行ってもらった結果・・・
診断は精密検査上も問題なくいわゆる
『寝違い』だろうとのこと。
さすが小児科の先生、子供をみている数が
違う、実際に5歳児くらいの寝違いは実際に
起こり得るのだと、ある意味で勉強になりました。
その日の夕方には
病院に行った日の夕方には会えたのですが
もう忘れるほど良くなっていました。
さすが子供の回復力はすごいですね
程度にもよりますが
成人ですと3日間くらいはかかります。
反省点
- 口頭での回答はあらぬ誤診につながるので
明確な解答は避けること。 - 5歳児でも寝違いは起こるということ
日々勉強です。