昨日のプロ野球で象徴的な出来事が2つありました。
2人とも好きな選手近い世代なので思わず動画見入ってしまいました。
https://www.youtube.com/watch?v=vqDpnTz_b0I
2人のプロ野球選手を見て
自分の治療家としての現在の立ち位置を考えてしまいました。
【プロ野球オーナーズリーグ】福浦和也 千葉ロッテマリーンズ スター 《OWNERS LEAGUE 2011 01》ol05-036 |
安打数と治療した人数
野球は10回のうち3回成功すれば一流
治療は10回のうち3回成功だとたぶん患者さんは来ません
一概に比べるのはかなり無理がありますが
バッティングというのはかなり高度な技術を有するものだと
言うことが成功率からもよくわかります。
治療はある程度正攻法があるので
それに沿ってやれば成功率3割ということは
ないと思います。
しかしバッティングも治療も
一流の人ととの違いはやはり『センス』の違い
僕はこう思います。
(一流の基準がかなりあいまいですが・・)
とんでもない治療家はやはり独自のセンスが違います
それはそれは圧倒されます、これはマネしてできるものではないな、、と
野球も同じようなことあるんじゃないかな?
センスがない僕が考えたこと
野球でもそうでしたが、僕は本当に『センス』がありません
不器用ですし、センスがある人は羨ましい限りです。
なのでそんな自分が生き残るために
考えたことは
『とにかく数をこなして体にしみこませる』
これしかありませんでした。
知識や理論よりもまず体が覚えるまで染み込ませる
ここにしか勝機がないと腹をくくり
若いころから治療家の世界でやってきた
そう思います。
今13連勤中の9日目余計にそう思います(笑)
いつも言っている『量稽古』ですね。
同じことをやっていると
ある時から『あれっ?』と感覚の変化があるものなんですが
これが量から質に変わるときだとは思います。
まーセンスのある人はこの期間が短く
僕のようにどんくさい人間は時間がかかる
その差だとは思います。
ただいついつまでにということが言えないのが
難しい所ではあります。
それが若い人には難しいのかもしれませんね。
今の社会は
治療家としての引退とは?
後藤選手は実働16年
プロ野球のような世界はこんなもので仕事が
終わってしまいます。
本当に限られた人にしかできない仕事ということが
よくわかります。
この治療家の世界自分の健康が守れて
来てくれる人がいれば
引退はぜずに長くやっていくことは可能です。
それはプロ野球の比になりません
一般の仕事はそういうものです。
僕のキャリア21年目に入りました。
ここまであっという間でしたね。
先輩の治療家は案外腰を痛めることが
多く引退されていく方も意外にいます。
(結局治療中は中腰ですしね)
フィジカルが充実していれば
いつまででもできる仕事
そう思います。
プロ野球選手もわが業界に入っている人も
いますしね。
引退というのはどういうものなのかは
想像が全くできませんが
そのときは体力も気力も落ちて
引退せざるを得ない状況に
なってしまうんだろうかなとは
なんとなく想像もつく部分はあります。
【1日1新】
成城石井のパッタイ