年末になるとこの大会のことは毎年やっていたのは知っていたのですが
ちゃんとウェブサイトの準備もある。
なんと今年で20回大会、第1回目の小学6年生は
32歳ということになります。
そこでまだ現役というイチローが信じられないのですが
恒例のあいさつではとても哲学的ですが
我々大人にも響く言葉ばかりなのでお伝えしたいと思います。
小学生相手に言葉を選んでお話されている様子がよくわかります。
以下日刊スポーツ12月24日号より抜粋
2001年28歳
今年は神戸にいた以上に、イチローという選手を見たと思う。来年また、新しいイチローを見せたい
2002年29歳
大リーグ挑戦を父に反対されつらかったが思いを貫いた。自分のことは自分で決めよう。
2003年30歳
優勝してももっと強くなれる考えて欲しい。これから競争が始まる。考えることが大切
2004年31歳
262本打ったけど到達するまでには小さなことを積み重ねなくてはいけない
2005年32歳
社会人として必要なことも、野球を続けていけば身につけることができる。
2006年33歳
まわりでいじめている人、いじめられている人がいたら、『一緒に野球をやろう』と声をかけて
2007年34歳
大人の世界では嘘をついたりする。野球で嘘は通じない。できるだけうそのない大人になって
2008年35歳
(日米3000安打を達成したが)6000本以上の失敗があったことを知ってほしい。そちらのほうが大切
2009年36歳
目標を達成しようとする時、大事なことは、自分が信じてきたものを続けること
2010年37歳
来年200安打とはお約束できない。難しいんです。それに向かって進んでいくことは約束します。
2011年38歳
野球はいろんなことを教えてくれます。打席や守備に就いた時、自分は独りという厳しい現実がある
2012年39歳
難しいことに向かって決断すること。これができる大人になって欲しい。立ち向かう姿勢があればうまくなる
2013年40歳
僕を支えているのは悔しさ。小さなことを毎日積み重ねることで信じられない結果を出すことができる
2014年41歳
今の僕が伝えられるのは我慢。大人になると自分の思いだけでは先に進まないことがたくさんある
難解な言葉が多いと言われるイチローですが
いつもイチローのコメントは深すぎて
なにが言いたいかよくわかりませんが
小学生に向けて話す言葉はとてもシンプルでわかりやすい。
僕の頭脳程度には1番いいかもしれない。
苦しいとき、同じようにイチローも苦しいんだと
思うと気分はとても楽になります。
非常におこがましいことではあるけれど・・・