読売新聞は高いので変えようかと思ってる
と言っていた高齢者の方がいました。
(高齢者といっても見た目はかなり若い)
月¥4037かかります。
これが東京新聞だと月¥3343
初めて知ったのですが
三大新聞(読売・毎日・朝日)以外だと
こんなに値段が違うことを。
ちなみに産経新聞だと
もっと安くて月¥3034
(おそらく最安値ではないかと思います)
治療中だっだのですが
僕はもっと安い方法を提案しました。
ipadを使えばいいでしょう。
新聞を無料で読む方法はいくつかあります。
(図書館に行く、新聞の置いてある整骨院に行く、あっ治療費かかるか)
その中でもアプリを使った方法だと
産経新聞であればタダで読めます。
https://itunes.apple.com/jp/app/chan-jing-xin-wen/id298592032?mt=8
この方はデジタル機器は全く触れることができないのですが
どうもお孫さんからある程度教育されているらしく
ガラケーでメール&写真くらいは送れます。
(それだけでもすごいですが)
最近高齢者のデジタルスキルも上がっているようで
(というかどんどん亡くなっているという説もある)
らくらくフォンも進化しているようです。
(ドコモからでてるのは知らなかった)
そこまでできるのでipadの話から始めました。
ipadで無料の新聞が読めるということを伝える
この方はipadの存在は知っていました。
そこまで知っているのだからと僕は
ipadの中に産経新聞を入れてしまえば
無料で読めますよ!とお話しました。
でもipadの中に産経新聞をいれる。
ということが具体的にどういうことか
わからずそこは工夫して伝えました。
あとはお孫さんの指導
この方は20代のお孫さんがいます。
普段からカンタンなメールは来るようで
メールができるのもお孫さんの指導の賜物です。
本人にやる気さえあれば
優秀なトレーナーはいるので
要はやるかやらないか
紙の新聞と決別できるか
ということになっていきます。
主観ですが年配の方で颯爽とデジタル機器を
使う方をみると単純に『かっこいい』と
思うのは僕だけではないはずです。
たま~にそういう方いるんですよね、ごくたまに。
結果:新聞をデジタルで読むという進化はできたのか?
結果なのですが、残念ながら
『紙の新聞と決別し、デジタルで新聞を読む』
ということはできませんでした。
というのもやはりお金はかかっても
新聞をめくる質感がないのは
寂しいとのこと。
たしかに紙の質感は気持ち良いですけどね
そこを変えるまでの変革はなかったようです。
残念な結果に終わりました。
本当は高齢者の間でもっともっと
デジタル化が進めばいいこといっぱいあるんだけど
とはいつも思いますがさすが保守的なだけあって
現実的にはこれまでどおりということが
ほとんどのようです。
このワンシーンが日本社会を写す一端でも
あるのかなとも思いました。
閉塞し、ゆっくり衰退を迎える国の一場面でした。