連休中の夜の新宿
今の状況
３月の３連休の時と
似ています。
と言うのも
昨日
自粛は６日までとしたお店があったのですが
そのお店たちは自粛延長することなく
宣言通り
再開しているところが多く
みられました。
街は
お店がやっていれば
人が集まります。
それは当然です。
僕は締めるところは締めて
あとはいつも通り派なのですが
今後の展開と過ごし方について
考えを述べます。
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日本社会最も大事なのは？
自粛要請という極めて責任は取れないけど
個人の裁量で頑張ってね、というやり方は
取り方によって様々です。
あくまでも自粛なので
飲食店であろうが開くことは可能です。
現に神楽坂で個人経営でお店開いてるところはありました。
（ただ開くと東京都の休業補償の対象外とはなってしまいます）
それはそれで個人の判断なので
誰に批判されるものでもないし
どう生きようとそれは自由。
僕は医療機関として淡々とここまで診療しているので
ある意味飲食店として開けているのは
行く方々にとってはありがたいし
文句があれば行かなきゃいけないだけの話です。
国が罰則を設けて行動の制限ができない以上
（１つ考えないといけないのは行動の制限をかけるのは『憲法違反』ということ）
しょうがない部分ではありますが
今なんとなく街が動き出しているのも
周りの状況を見ながらの『空気』
みんながどう思って感じているかが
行動規範。
海外と違ってそういうところで
『自粛の要請』が通ってしまうんだろうなと
感じますが
それが我が国を動かしている
『原動力』でもあるし
ここまで言えば
あとは空気読んでね
ということがあまりにも多すぎて
ちゃんとそれを読んじゃう
国民、そんな感じですかね。
イタリアの例
イタリアは２ヶ月という長いロックダウンをえて
来週以降段階的に
経済を回していくようです。
これからのイタリアは例えていうなら
罰則の特にない日本の現在の自粛中に似ています。
極めて慎重に事を運んでいるように思います。
実質ロックダウンしていない日本にくる
未来というものはどういうものになるかは
わかりませんが徹底的なロックダウンができなかった
日本がこれからどうなるか
心配は絶えませんが
諸外国の動向も注目であることは間違いありません。
トップのコメントは情緒的ではなく
なんでも空気で完結できる社会になるので
トップが具体的に言わなくても
なんとなく話としてはできてしまう
（もう呆れられている？）
こともありますが
総理のコメントも
『今が山場』『努力していく』
『断腸の思い』『必ず打ち勝つ』
まだいっぱいあるのですが
語尾に『なにが』とつけられるものは
全て抽象的な表現と
思っていいでしょう。
こういったコメントも
科学者や統計学者、数学者・・・
スペシャリストの説明が一通り
あってその上で最後に総理が
モチベーションをキープするために
情緒的な事を言うのなら
まだわかるのですが
いつも空気の読める人に対しての
コメントなので
なかなかこれらを理解するのは難しいし
まー誰も経験のないことに対しての
対応ではあるので
もちろん難しいことだとは理解していますが
もうちょっとみんなが行動をバラバラにならないような
会見にできないだろうかと思ってしまいます。
（現状頑なに自粛を続ける方と動き始めている方がいるので）
長い長い戦いになるだろう
おそらく個人的見解ですが
解除すると感染者数は増える
また抑制すると言う事を
繰り返して（年単位）
今後は推移していことが
予想されます。
（大前提として病院が機能するかが基礎になります）
長期的な視野を持ちつつ
今自分がしないといけないことは何か
を積み重ねていくことが
最も今やらないといけない
アクションプランかなと
思います。
ウィルスとの『共存』の心であって
戦いやウィルスに勝つ、と言うことではないと
個人的には思います。
