『鉄砲肩』という強い肩を表現する例えがあります。
野球をする上で『強肩』は必須項目。
草野球などである程度成人の方たちが限られた時間の
中で強い肩を作ることは可能なのか?
考えてみました。
高校野球と東大から考える、環境を変化させるということ | ウナホネくん日記
そこでまず『筋トレ』という流れ
強化とか予防とかという話になるとまず必ず出てくるのが
『筋トレ』間違ってやってしまうと
肩が良くなるどころか、肩の可動域(動かせる範囲)が
大きく悪くなってかえってボールが遠くまで飛ばなくなる
なんてことも考えられます。
自分の体が大きくなってくると自信がついてついつい
やり過ぎて依存症っぽくなってしまうこともありますが
『強肩』を作るにはやらないほうが良いと思います。
『筋トレ』をするだけで投手であれば急速が伸びたり
バッティングであれば打球が速くなったり、遠くまで
飛ぶようになるようなことはありません。
そこを勘違いしている人がけっこういます。
筋トレの効果はあくまでも
『障害予防』『激しい練習に耐えうるための基礎』
効果はこの辺にあります。
筋トレは万能ではありません。
では何を?
『強い肩』を作るのにすべきこと
それは『遠投』です。これ以外にありません。
遠くに投げることは体全体を使って投げないと
届きませんので自然と効率のいい投げ方をしようと
します。『遠投』は広いグランドでないとできません。
もし大きく取れないならば40mくらいでも構わないので
できる距離をしっかりやることが大事です。
それとダラッと山なりで投げないこと。
練習する時間は限られますが
『遠投』は何よりも重視した方がいいことだと思います。
メンテナンスをしっかりと
マラソンなどは年がいってからでも練習の量に比例して
タイムが伸びていくということでたくさんの愛好者を増やして
いますが、野球となるとちょっと話は違ってきます。
瞬間的に特定の場所を酷使しますので
突然野球ができなくなることもしばしばあります。
だからメンテナンスの重要性なのですが
土・日の試合、練習に備えて
金曜などに調整にいらっしゃる患者さんは
当院でもいます。
それくらいやって嫌な思いをしないようにしたいものです。
日本ももうすぐプロ野球が開幕して
活況になりますね。
【おっと!もうひとつ】
また来院時間の動向が変わってきました。
ほんとに一定しません。