『骨折は転んだり外的原因があって成り立つもの』
というのが常識ではありますが
100%信頼はしていません。
特に原因がなく骨に以上が出ることもあります。
その中でも『高齢者』はいろいろな意味で組織が脆弱
青壮年では考えられない原因で
骨に異常をきたしたりします。
その中でも日頃遭遇する可能性のある
圧迫骨折について
お話します。
コルセットはこれで決定
怪しいな、と思う条件
これは何回も経験があるのですが
- 外傷原因がないひどい腰痛
- 特に起き上がるときとてもつらい
- 高齢者
この3条件は『圧迫骨折』の可能性は高いです。
立ち上がってしまうと案外歩けるのも特徴です。
これをギックリ腰と言って、施術し患者さん判断で整形外科に行って
『圧迫骨折』の診断が出ると、大きく信頼を失うので治療家は気をつけましょう。
(前もってその可能性を伝えることが大事です)
診断が出たら
診断が出たら『コルセット』を処方され安静の指示が出ます。
対処法はそれしかありませんが当院ではマッサージなどもせず
ここはハイボルトで対応します。
(これが案外効きます)
痛みは随時減りますが、3週間位は様子見ましょう
ずーっと痛いわけではないですが
だいたい3週間はかかると思います。
治療家はどうしても徒手検査や触診などに頼ることになりますが
可能性のあることは伝え、しっかり治していくことが大事だと思います。
ちゃんと治せば当然ですが、信頼は爆上がりです。