
特に何もしていないけど
急に膝が外れたような激痛
歩行もままなりません
ときおりそういう患者さんがいらっしゃいます。
いったい何が起きているのか
解説します。
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膝関節拘縮の評価と運動療法 (運動と医学の出版社の臨床家シリーズ) [ 林典雄 ] 感想(0件) |

半月板が挟まってしまう
膝関節において半月板が挟まってしまう状態を
『ロッキング』といい。基本激痛です。
半月板はこんな感じ
僕自身ロッキンガー(勝手につけました)
なのですが
特徴として
- 先天的である(学生時代から)
- たいてい膝に不安定感(はまってないような)感じがある。
- 直線的な動きより横の動きが弱い
- ほぼ運動時に起こる
このような特徴があります。
ロックしてしまったら外さないと痛みが
慣れていない人はあまりにも痛いので(足がつけない)
おろおろしてしまいますが、慣れてくると自分で
治すことができます。
なので僕も自分で治すことができるので
患者さんとしていらっしゃっても
わりとロックを外すのは得意です。
気持ちよくわかりますし。
うまく入ると『ボコっ』といって
その後はすぐに楽になります。
多少の違和感は残りますが・・
同時進行
現在の僕は『ロック』するようなことはほぼなくなりました。
それはどういう動きで外れそうになるか
熟知しているのとなんと言っても
しっかり筋トレをして
筋肉がついてくると
不安定感はなくなりますし
外れることもなくなります。
大腿四頭筋という太腿の筋肉が鍵です。
これをどう鍛えるかだと思います。
突然膝が痛くなり動けないくらい痛くなった人は
関節がロックしてしまった可能性が高いです
(その限りではないですが)
なのでもしそのような状態になってしまったら
ご連絡いただければと思います。
案外膝関節の変形が強い高齢者にも
よく起こることなので全世代において
起こり得ることですので
注意が必要です。
この記事を書いた人
- 院長/柔道整復師・ブロガー・矯正治療家
-
『キョウセイですべてかわる』ウナギ式背骨矯正法で健康を取り戻します。
開業以来1500日更新のブログ。フランス人まで来院する国際的な整骨院。
4年目に入りましたが淡々と診療にあたっていきたいと思います。
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