我々は『柔道整復師法』という法律に基づいて
日々業務に当たっています。
その中で
『骨折・脱臼については医師の同意が必要』という
ところがあるのですが
この医師の同意
具体的なケースに合わせてお話していきます。
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書面でないとダメなの?
1番いいのは病院からの『後療依頼』の文面があればいいですが
余程の関係性がないとそれは難しいのが現状です。
しかし医師の同意は
同意を得た日(診察日)と医師の氏名がわかれば
同意と判断され保険の申請はおります。
(レセプトで入力が出てくるはず)
なので電話をして、同意を得る
書面をもらい同意を得ることは必ず必要ではありません。
交通事故治療において
交通事故ではどうでしょうか?
交通事故は初検の診断書が絶対なので
個々に記載されていない部位は
請求できませんが
それも交渉や担当者次第ということもあります。
担当者を安心させることができれば
(だいたいどれくらいかかる、この部位はせいぜい今月いっぱいだとか)
多少はこちらの条件を飲んでくれることもあります。
担当者にはおおよそのゴールを提示させることが大事です。
応急処置とは(肘内障)
参考までに応急処置ですが
子どもが肘を外した場合
それを元に戻したらそれは応急処置になるので
医師の同意はなしで請求できます。
レントゲンはいりません。
整骨院という看板を構えると
必ずいらっしゃるので
そこはサクッと治してあげることが大事だと
思います。
骨折の施術はいわゆる『後療』が基本となりますが
医師の同意は知っておかないといけないことだと思います。