ゴールデンウィーク中ですが、大病・大けがはこういう時に意外と
起こったりします。もちろん何事もなく楽しくすごせればそれに越したことはありません。
患者さんは治療の限界を知らない
患者さんとある程度信頼関係ができてくると
いろいろな質問が出てきます(もちろんそれに答えられる見聞の広さは求められます)
整骨院で治療できるものはもちろん限界があります。
出血を伴うものはできませんし、リウマチなどの内科的疾患に伴う関節痛
頭部外傷これらはほんの一例に過ぎませんが
こういったものを常に言っておくことは大事だと思います。
医療機関として認知されているか整体屋として認知されているかの分かれ目
厳密に言えば、整骨院は『施術所』なので医療機関ではありません。
ですが患者さんにとってはそんなことはあまり気にすることではないようで
『ここに行けば何か有益なことを教えてくれるかもしれない』という
認知でしかないと思います。もちろん体が楽になるかならないかは
重要な要素ですがそれはここで論ずることではないので割愛します。
自分にプレッシャーをかける意味でもありますが
ここで院長の見識の広さなどが全て院のイメージにつながっていくのではないかと
思います。『医療機関』か『整体屋』か?
何だかわからない疾患を抱えたままでいても誰も幸せになれない
検査もろくにせず、『症状は長く続きます』とかなんとか言って
長々治療をしていて、重大な疾患を見逃してしまった、なんて話を
聞くことがあります。具体的な話をすれば腰部などの疾患においての
悪性腫瘍(ガン)の見逃しですが、症状の経過が芳しくないもの
治療をしてもどんどん痛くなるものは該当医療機関に回します。
これは僕がせっかちなことにも起因するのですが
老年性の症状を除き、早期に症状が変わらないものは速やかに精密検査の
流れに持っていきます。でないと患者さんが納得しないです。
(いくら口で大丈夫と言ってもそれは客観性に乏しく信用性が低い)
整形外科の先生には叩かれることがありますが中には度量の大きい素晴らしい先生もいます
医療界のピラミッドにおいて頂点に君臨するドクターですが
様々な独占権、診断力、それに付随して高い見識を持ち合わせ
免許を取得しています。そんなことですから我々なぞは
ドラゴンボールで言えば『サイバイマン』程度しかないと思います。
しかし、患者さんにはちゃんと『紹介状』を携えて
症状の経過を記載し、礼を尽くしてお願いすれば
ちゃんと診療報告も下さる先生もいらっしゃいます。
幸いにもにも地域にそういう先生がいらっしゃるので
何かおかしいなと感じたらすぐに
そちらに回すような体勢ができていることに感謝です。
交通事故での診断・レントゲンまたはレントゲンをもっと解説して欲しい方は
その他にも僕が入会している
『東京都柔道整復師会』の付属の診療所がありますので
そちらに行って頂く場合もあります。
こちらは治療は行っていませんので投薬・注射などの処置はできませんが
(固定等はやっている)
診断及びレントゲン検査は可能ですので交通事故の患者さんなどで
保険会社から『レントゲンを撮って下さい』と言われることがあると思いますが
そういわれても対応することが容易にできますのでご安心下さい。
それと撮ってきたレントゲンを当院で一緒に観察することも可能ですので
ご相談下されば対応します。
何かあったらすぐ来れる整骨院は強い
『何かあったらすぐ来て下さい』という体勢が
ちゃんとできている整骨院は強いと思いますし
そういう風だと地域での根付きかたも半端じゃないと
思います。まさに当院の目指すべき所でもありますので
守備範囲を超えるものでも丁寧に道しるべを作ってあげる
ことはこれからも淡々と続けていきたいと思います。
【おっと!もうひとつ】
仕事があろうがなかろうが早起きは
365日。こういう時のブログは
ついつい文字数が多くなります。