若い人の(男性)の不摂生は
時として激烈な親指の痛みに変化します。
男性の痛風の方なのですが
長いこと臨床上やっていて
結構な頻度で
初検時に遭遇する『痛風』
治療は然るべき医療機関に行けば
いいとして
そういう方の所見時の特徴をまとめてみました。
普通に歩けない
なった人にしかわかりませんが
傍から見ていてもとても痛そうです。
松葉杖を借りて帰る人もいるくらいです。
足ついて歩くという普通の行為ができません。
痛風の場合は親指なので必ずかかとを突いての
歩き方になるのである意味皆同じ歩き方をします。
膝関節など『偽痛風』の場合も
痛いことには変わらないので
同じです。
※偽痛風:ピロリン酸カルシウム
痛風:尿酸
外傷起因がない
当然問診をしても
捻ったとか転んだとか言うことはないです。
内科的なものなので
偏った食生活と体重増加
疑われる場合はそこから食生活の話を伺います。
この時点で初めてでない方もいるので
鑑別が必要ですが
杜撰な食生活が垣間見えると思います。
それに伴って体重の増加もあります。
(短期間で)
腫れ
あとは患部を見ると
関節全体に腫れ、熱感があります。
要は炎症の兆候が出ているということです
当院でそういうケースがあったら
初診時にそういう方がいたら
医療機関に転院をさせます。
これ案外薬を飲むと
すーっと楽にあるので
早期の医療機関への受診が肝となります。