朝、布団の中で「あと3分…」と思うあの感覚。誰にでもあります。
でもそこで たった5分だけ身体を動かすと、その日が驚くほど変わります。
気合いや根性ではありません。
人の身体には、朝に動かすと調子が上がる“仕組み”がもともと備わっています。
なぜ朝に筋トレが良いのか?
睡眠中、人の体は体温・代謝が低下しています。つまり、身体がスリープモードの状態です。
ここで軽く筋肉を動かすと、
- 体温が上がる
- 血流が良くなる
- 頭がクリアになる
- 気持ちが前向きになる
といった「スイッチON反応」が起こります。
これは精神論ではなく、自律神経とホルモンの働きによるものです。
筋肉が動く → 熱が生まれる → 脳に“活動開始”の信号が届く。
この仕組みが、朝トレを強くしている理由です。
朝トレがもたらす具体的な変化
- イライラしにくくなる
- 判断力が上がる
- 姿勢が自然と整う
- 仕事や家事がサクサク進む
- 夕方の「だるさ・疲れ」が出にくい
特に、
- 最近疲れやすい
- やる気がわかない
- 体が重い
と感じる人は、朝に身体が起きていないのに頭だけ動かそうとしている状態かもしれません。
身体 → 脳の順でスイッチを入れると、日中がスムーズになります。
朝に何をすればいい?(5分でOK)
ジムも器具も必要ありません。
- 深呼吸 × 3回(横隔膜が動くと全身が目覚めます)
- 肩回し × 10回(血流ON)
- スクワット × 10回(下半身は全身のポンプ)
- プランク 30秒(体幹のスイッチ)
「え、それだけ?」でOK。
大事なのは負荷ではなく“スイッチ”です。
続けるコツ
- 起きて30秒以内に動き始める
- 全部できなくてもOK(できた日が勝ち)
- 毎日じゃなくていい。「週3できれば上等」
筋トレは、完璧より継続が勝つ。
まとめ
朝の筋トレは、人生を劇的に変える「イベント」ではありません。
でも、
「今日はいい日だな」
と思える日を増やすための、小さなスイッチです。
まずは明日の朝、布団の中でこう言ってみてください。
「とりあえず、スクワット10回だけやろう。」
それでじゅうぶん。
それで変わります。





