昨日のサンデーモーニングは落合さんが出ていました。
圧倒的な実績の前には先輩である張本さんも
少々静かだったのが印象的な
放送でした。
https://www.youtube.com/watch?v=q80fMrDBrfI
その放送で
落合さんが
『僕の時代は筋トレはなかったのでもしやっていたら三冠王もっととれたな』
と言っていました。
落合さんの過去のVTRを見ても
バッティングは力じゃないんだなということを
感じさせます。
そこでバッティングとスポーツの技術に関しての話を
したいと思います。
筋トレをやったから球速が上がったり、飛距離は伸びない
当然ですが筋トレだけやって野球の技術は伸びません。
アメフトやラグビーは自分の身を守るために筋トレを尋常ではないくらい
しますが野球はそれほどコンタクトする場面はないので
筋トレの主旨が変ってきます。
筋トレは決まった直線的な運動において重い負荷をかけるため
投げたり、打ったりという何かに力を伝える能力は
向上しません。けっこうそこを勘違いしている人がいます。
それだったら少々重いボールやバットでやったほうが野球の動きには
直結します。
大胸筋信仰
どうもベンチプレスなどの大胸筋に負荷をかける種目に人気が集まる気がしますが
投手においては大胸筋をつけすぎるとかえってピッチングに悪い作用をもたらします。
ベンチプレス100キロ上がったからって140キロでるわけではありません。
体つきが変ってくると自信もついてきますからね
大胸筋信仰はよくわかります。
筋トレはアスリートにとってベースになる部分
なので筋トレとの付き合い方はこのように考えるべきです。
『各スポーツの練習に耐えうるだけのベースとなる大きい筋肉を鍛えること』
特に高校生あたりはこのくらいで考えておくべきでしょう。
筋トレが各スポーツより量が増えてしまえばそれは本末転倒です。
専門的な動きはやはり技術練習においてではないと鍛えることができません。
落合さんの意見は真をついているなと思います。
筋トレの効果がポジティブに働ければ相乗効果に
しかし筋トレは継続性をもってできればかならずポジティブな変化が
でてくるものです。やっておいたほうがいいことは間違いないでしょう。
ただ、筋トレにのめりこみすぎないように
ということは言っておきたいと思います。
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