中高年の女性によく起こる
『ばね指』なんとなく
指が引っ掛かり
来院。
指の症状は日常生活上
使わないわけにいかない
部位ですが
なってしまったとき
医療機関にいくのは
もちろんですが
日ごろできる
セルフケアはないか考えてみます。
これほど不自由な物はない
このばね指、ひどくなってくると
朝指が曲がった状態で起床なんてことがざらにあります。
(上記のような感じです)
そうなった手を自力で治して朝はスタート
こんな様子だから不自由でしょうがありません。
QOLはおおきく下がります。
そもそもなぜなるのか?
このばね指なぜなるのかというと
ほぼ『使いすぎ』によるものが多いと考えられます。
(一部産後のホルモンバランスの不調でなることもあります)
腱をいれる鞘である『腱鞘』が
腱と摩擦をしそれが炎症反応=痛みとなって
現れます。
剣と鞘の関係で考えるとわかりやすいです。
なので使いすぎなければなりません
(使いすぎのポイントはどこかという話もありますが)
セルフケアの方法はあるのか?
そこで自分でできる予防方法、なってしまったときに
緩和する方法なのですが
『ストレッチ』が1番効果的です。
腱自体も伸びますし、滞りが良くなります。
方法
写真のように該当している指を伸ばしていきます。
時間は30~60秒くらいできれば上出来です。
これを繰り返し気づいたときにやりましょう
特に朝まだ指も固い時にやっておくと効果的です。
なってしまう前提で考えよう
こういった場所の疾患は鍛える鍛えないで予防はできません。
昨今はPC作業やスマホの文字入力でなるケースも
あります。
そう言った使い過ぎにならないようにするのは
もちろんですが
ある程度の年齢になったらこの『ばね指』になる前提で
考えてその病態などを知り先読みして
備えることが大事だと思います。
【1日1新】
特になし