ここ最近当院の年配患者さんが
続々と入院や転倒で通院できない状態
になったりしたことが
けっこうありました。
開業した6年前に来ていた方は
現在、他界されたりなんだりも
あり
6年の経過は
あっというまですが
年配の患者さんは入れ替わりがあったりします。
その一方で
しっかりと1日の予定に
当院の治療を組み込んで
継続をしっかりした方は
今年も元気に
人によっては能力の向上
もみられています。
老年期において
いつまでも元気に過ごすコツを
長年大先輩たちのそばで仕事をしてきた
僕なりに考えてみました。
※これくらいの刺激がちょうどいい
刺激量は多い方がいい
『刺激量』と一口にっても
人それぞれではありますが
端的に言って脳を活性化できれば
なんでもいいと思っています。
この刺激量を最大限に高めることが
大事です。
老人ホーム等に入ると
一気にいろいろなものが衰えていくのは
そう言った刺激量の激減ではないかと
思います。
そこまで介護をする施設に求めるのは
なかなか難しいですけど・・
いかに歩くか
その刺激量を求めるにも
歩けないと一気に難しくなります。
良くお年寄りの転倒で股関節の骨折
手術という流れがありますが
当然筋力の低下もあり
行動範囲は狭くなり
筋力はないと動いたりしたりすることも
億劫になってしまいます。
なので朝のウォーキングなどは
(筋肉がつくかどうかは微妙ですが)
老化を防ぐ基本中の基本に
なるんだと思います。
複数の人と歩いて
おしゃべりなんてその最たる例でしょう。
多くの刺激がそこにはあります。
可能な範囲で歩くということはとても大事です。
血流循環は常によく
歩けば血流の循環も良くなります。
ただそれほど歩きたくない方もいます。
そういう方はお風呂でもサウナでもいいし
マッサージでもいい
血流循環を良くして
できればそれを習慣化することが大事です。
1回こっきりではなく習慣化です。
マッサージに行けば行った先にやってもらう人と
コミュニケーションも取るし
それはそれで刺激量は跳ね上がりますし
いいことづくめです。
現状維持はOK
そして最後に筋力ですが
これは向上しないことはないですが
去年と変わらない状況であれば
OKです。
『今年はギックリ腰に1度もならなかった』
『夏場はいつも入院していたのに今年は入院しなかった』
こんなことだって立派な成果です。
90歳の祖母に言わせると
毎年毎年衰えを感じると言っています。
老年期とはおそらくそれが基本なんだと思います。
なので『現状維持』は大いに評価すべき。
そう思います。
【1日1新】
割れチョコブラウニー