もうすぐ国家試験。
毎年のことですが
免許はのどから出るくらいほしいものです。
多くの受験生は内定をとって
国家試験に臨むことが多いそうです。
そして晴れて3月末の合格の通知が来たら
すぐに入社
治療家としてのスタートが
すぐに始まるわけです。
初々しいですが
当事者たちはおそらく不安でいっぱいという
ことが予想されます。
大規模なグループ院ですと
もう企業ですので
研修と称して
1カ月くらい講義を受け
それから着任、ということになるようです。
(早くそういうグループになりたいものです)
うちのグループでは
研修は基本、本院にて行います。
その後各院に行っていただきます。
(うちの話はとりあえずいいですが)
その就職後スムーズに
院にフィットする方法を教えます。
受け答えははっきりと
基本的なことですがまず『返事』しっかりと
受け答えをするということです。
返事は意思表示なので
しないという選択肢はありません。
患者さんをお迎えする挨拶だって
大きな声というのは基本です。
よく部活みたいに
『ちわー』みたいな形で言う人がいますが
あくまでも文頭からしっかり
『こんにちわ』です
ちゃんと受け答えが出来ていたら
もうそれでほとんどOKなんですけどね。
意外とできていないことがおおいです。
健康でない人がくるわけで
患者さんは健康な人がくるわけではありません。
なので治療側は元気であり続ける必要があると
僕は思います。
それにいろいろなアドバイスも不健康な人が
すると説得力が全く違います。
太っている人に『頑張ってダイエットしましょう』
と言われても
『大丈夫かな』と思ってしまいませんか?
立ち仕事の洗礼
立ち仕事が慣れないと
足がつったりとか初期のころはよくあります。
これも慣れと言ってしまえば
それまでですが
慣れないうちは立ち仕事はきついもの
と最初に思っておくのがいいのかもしれません。
いつまでもきついことはありません。
座れるとき座ったり、施術中は足をベッドに置いたりすれば
けっこう回避できますし。
手が腱鞘炎に
これも立ち仕事と同じですが
施術をする回数が多いと
手が腱鞘炎になります。
これも洗礼なのですが
(美容師さんも同じこと言っていました)
ある一定程度やりこむと
痛くなります。
でもそれまではどうしても痛いので
アイシングしたり、電気をかけたりして
回避してください。
すごい痛いですけどね
いつまでも続くものです。
患者さんが話してることを聞き逃すな
先輩や院長の仕事中、患者さんとの会話の中で
わからない言葉とかたくさん遭遇すると思います。
それはいい勉強の糧だと思って
そのわからないワードは先輩に聞くなり自分で調べるなりして
自分の血肉にしましょう。
それは将来的にかなり役に立ちます。
知識の幅はかなり広がります。
僕はそれでけっこう相撲のことを覚えました。
全く見ないのに
よく見ている人と対等に会話できます。
接客業とはそういうもので
どんなことを振られても
一定程度キャッチボールできるというのは
患者さんからしても安心です。
名前と顔が一致しない
たくさんの患者さんと接することが多いと
思いますが
最初はみんな同じ顔に見えたりします。
(あるあるです)
ノートに特徴など書いておくといいと思います
最初は特に。
(不思議なものでちゃんと覚えられるようになるものです)
いきなり覚えることはできません。
徐々にです
わからないことはどんどん聞こう
仕事をしていると???なことはたくさんあります。
なるべくそういったことはリアルに時間をおかずに聞きましょう。
先輩や院長もそういう声を
待っていると思います。
周りが見えてきたらすること
そしてある程度院内ワークに慣れてきたら
どんどん存在感を示した方がいいので
患者さんに話しかけましょう。
そうすることで患者さんとしても
離しやすい雰囲気になるし
自分自身のトークスキルにもつながります。
治療中のみならず会計時や外でお会いした時
チャンスはいくらでもあります。
積極的なチャレンジです。
治療家として成功する姿
治療家のみなさん、初々しいフレッシャーの治療家さん
みなさんそれぞれ目標はあると思います。
時間はかかることかもしれませんが
それぞれの目標へ1歩1歩近付くために
今が1番近道の方法を選んでいると
思います。
人それぞれ困難にぶつかることも
多々あるかもしれませんが
その目標がいつも目の前にあるということだけは
覚えておいてください。
そしてその目標はいつか必ず
達成できるはず。
目標は掲げられることができた時点で
おそらく達成できると僕は思います。