今年考えてみると僕はこの整骨院業界に入って20年目の節目になります。
普段そんなことは考えて仕事はしていないので
あーもうそんなに長いことやっているのかと改めて思ってしまいました。
ウナギ整骨院のモットー。個人的なテーマ
開業をなぜするのか?と言われれば人の指図で仕事をしたくないということですが
自分が育ててもらった業界への恩返しとして技術者を育てるという個人のテーマがあります。
繰り返しになってしまいますが
神楽坂での開業まで14年かかっています。
もっと早くできることは全然できたと今思うのですが
こんだけ延び延びになってしまいました。
なぜそのようになってしまったか今考えると
もちろん開業資金の問題、それと
なんとなく漠然とした不安です。
なぜなんとなく漠然とした不安が生まれるのか?
このなんとなく漠然とした不安というのは厄介なものです。
これがダラダラと修行期間を長くしているようにも思えます。
しかし結果的にダラダラ修行期間を長くしたところで
この不安というものはおそらく消えません。
上司に退職を告げるエネルギーも相当なものだし
後任がいなければ勝手に止めることは仁義に反します。
でもそれ以上に踏み出せない人が多いのは
『技術職は一人前になるのに時間がかかる』という日本全体を覆う認識があるせいではないかと
思います。
10年で1人前。の根拠
なぜなのか今考えてみるとわかりませんが技術職は10年で1人前という
認識がけっこう蔓延しています。特に根拠はないと思うのですが
僕も修業中は10年かかると思っていました。
だからこんなに長い修行期間になったんだと思います。
それでも根拠を考えることはありませんでした。
無我夢中でしたし。
ホリエモンの発言
以前ブログにも書いたのですがこの修行年限に関してはなんとなく
流れが変わってきているような気がします。
ホリエモンがこんなことも以前言っていました。
https://unahone.com/long-long-training/
ホリエモンは『下積み原理主義』なんて言ってましたね。
面白い表現です。
技術を学ぶということを逆手に安く長く雇いたい雇用者の都合ではないか?
とある時から僕も思っていたので、この時のホリエモンの発言は
『少し流れが変わってきているのではないか』と感じます。
他人の人生の大事な時間を拘束するわけだから
長く修行がかかればそれだけ人生の有限な時間を拘束することになります。
この拘束時間、短くできないかな〜と思うんです。
10年の技術習得を5年にできればもっと人生を有意義にすることができるんじゃないか?
というのが僕の気持ちの変化です。長い長い修行期間を得ている僕がいうからこそ
説得力が出てくると思うんです。
長い修行期間がかかった僕がまたスタッフたちに
『時間がかかるよ』と言ってしまえばなんの成長もないと思うんです。
それこそ下積み原理主義をさらに蔓延させるだけです。
実際、無駄なものをそぎ落とせばかなり技術習得まで時間は短縮できます。
それは当院を開業してからはっきりと自信を持って言えます。
ここからは個人差がありますが開業レベルまで持っていくのに
1年かからない人も当然出てきています。
それだけ中身のない拘束があるということを実感しています。
ほんとにミシュランを取った人が出てきた
そんな中ですが最近出た本でこんな本が出てきました。
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ちなみにまだ読んでいません。笑
3ヶ月の修行でミシュランなんて
僕の今最も知りたいことがたくさん書いてあるような気がします。
またレビューしますね。
というわけで無駄な徒弟制度を排したのが当院の職場環境です
ここからは求人のお話なのですが
これらが僕の考える職業観です。
興味を持った方是非是非ご相談くださいませ。
柔整3年生はもうすぐ国家試験。
そろそろ就職関係も動き始める頃です。
頑張って国家試験のライセンスを取るのはもちろんですが
いい職場を見つけてくださいね。
【1日1新】
ウナホネラジオデモCD車内で反省をかねて聴く
求人の動きは少ないですが
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今年は業務拡大を考えておりますので
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